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やっぱりバスで正解? [日常]

無事、帰国しました。結局、バスで正解だったようです。というか、前日の午前中に切符を購入して正解でした。実は、同日の午後に同じ時間帯のバスのチケットを買おうとした日本人の方が、もう席がないということで、買えなかったという事です。電車はもちろんダメで、結局蘇州から上海空港までタクシーで行かれました。(黒塗りの高級車が迎えに来ていました)バスで2時間半の距離ですが、タクシーならもう少し速そうです。1100元かかるという話をしていました。
私たちは、7時ころにホテルをでて、タクシーでバスターミナルに向かいました。なかなかの混雑具合で、その中を信号をあまり守らない電動自転車やバイク、歩行者が縦横無尽に行き来しており、私には絶対運転できないと思いました。さすが、タクシーの運転手はプロです。まるでテレビゲームの様に走り抜け、ちゃんと10元でバスターミナルに着きました。
しかし、ガイドブックには立派なバスターミナルがあると書いてあったのですが、どうもちょっと違った場所らしく、一見長距離バスが発着する場所に見えません。単なる街角の交差点という感じの場所に、航空会社の待合所みたいなものがあり、そのわきに大型バスが2台ほど停まっていました。そこがどうもバスターミナルで、出発時間まで、そこで待ち、時間が来たところで乗り込むという、まるで新宿駅の長距離バスのような感じです。上海万博の対策で、乗客は身分証明証番号を記入する必要があるとの事でしたが、これは中国人の同伴者が言ってくれたのでわかりましたが、日本人だけなら意味がわからなかったと思います。
とまあ、ちょっと戸惑いながらも、ようやくバスに乗り込み、上海に向かいました。途中バスが曲がり角を間違えるなどしながらも、無事空港に着きました。しかし、バスは到着したのですが、降りずに待っているように言っている様です。運転手は外でタバコをふかしています。どうやら、荷物の検査があるようなのですが、どうも荷物検査の装置が何かのトラブルで、それを待っていたような感じです。5分ほど待たされたのち、降りて荷物検査を受け、解放されました。
空港内も、そこかしこに警備員が立ち、万博対策の特別警備を行っている感じでしたが、とくにトラブルも無く、無事にチェックイン、出国ができました。浦東空港では、無線LANが無料で使えました。確か前回来た時も無料で使えた気がしますので、これはほぼ通常のサービスの様です。無料で無線LANが使えるのならと、いそいそとスカイプを起動し、秘書さんに連絡をとりました。そこに偶然にも緊急の連絡が入った様で、スカイプのヘッドセットとPHSの電話をくっつけてもらい、お話しました。私の声は、PCでデジタル化され、無線LAN回線で空港のサーバーを経由して研究所の秘書さんのPCに届き、そこで音声信号に変換されて、それがPHSのマイクに入り、そこで再度デジタル化されて無線となり発信され、所内の交換回線を通って、同僚のPHSに飛び、そこで再度音声信号に戻り、相手に届くという、七面倒臭いものの、一応使える経路で意志の疎通ができました。ほんと、不思議な世の中になりました。シンガポールのビーチを散歩中に、研究所の職員から、実験室のドアを開けてほしいという電話がかかって来た事もあります。すごく便利なんだか、ばかばかしいのか、良く分からない世の中になりました。まあ、携帯電話ではそれなりの料金を請求されるので、その利便性もある意味納得ですが、空港の無料LANを使った国際通話となると、その費用負担はかなり曖昧となります。何箇所かでスカイプを使った事がありますが、かなり通信速度が遅くても安定してさえいれば、通話は可能です。逆に、携帯の回線でインターネット接続をすると、かなり遅く感じます。これからわかることは、携帯の回線はかなり細いという事です。それなのに、あれだけ高額の料金を請求するのは、ちょっと腑に落ちません。そのうち、国際インターネット電話がもっと活用されるようになるのではないかと思います。
話が完全に横道にそれました。帰りの飛行機では、行きの飛行機で最後まで見られなかった「時をかける少女」の後半を見て、ようやく旅も映画鑑賞も完結しました。
ちなみに、液体の持ち込みが禁止されるようになってから、お酒をお土産にするのが面倒になりました。それでも、現地の特色のあるお酒をお土産にしたいと思い、最近では、出国後に安いビールを何本か買って、お土産にするようになりました。高級なお酒は、免税店ではばかばかしく高い(街のスーパーの方がずっと安いです)ので、せめて安いビールをというわけです。それでも、免税店価格は街中の2倍程度します。今回は青島の缶ビールを買いました。市内のコンビニでは、4元でしたが、空港の自動販売機では8元です。なぜか、すぐ近くのお店の対面販売では10元でした。自動販売機では、使えるお札やコインに制限があるので、それでも売れる様です。まあ、最後の晩に蘇州の湖のほとりのビアホールで飲んだドイツの白ビールは500CCで45元しました。(おごってもらったので、私は払っていませんが)それに比べれば、まあ中国のビールは安いです。味は比べようもありませんが。
Suzhou-lake1.jpg
湖のほとりの風景。夜はライトアップされて奇麗でした。

Weisbeer.JPG

なんだかんだ言って、楽しんだ出張になってしまいました。

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