SSブログ

NT'11 [日常]

そうそう、昨日メールが届いた。NT'11での招待講演の依頼である。もちろん、喜んで引き受けたのだが、ちょっと引っかかる。実は、私はアドバイザリーボードのメンバーである。前々回の時に依頼されてなったのだが、その際にボードメンバーは招待講演をしてはならないという規則を聞いた。まあ、招待講演を決めるメンバーなのだから、自らを招待するなという意味であり、ごもっともな話である。しかし、私は招待講演をするのが大好きなので、(もちろん業績になるからで、話し好きな訳ではない)その役目を引き受けた時に、ああ、これでもうNTに参加することもないかなあと思ったのである。招待講演で無ければ、自分で行って話す必要は無い。ポスドクや若手の研究者にやらせれば良いのだ。国内なら、自分の発表が無くても出席するが、海外では費用もかかるし、そもそも海外に行くのはストレスなので、好まないのだ。
とまあ、こんないきさつがあったので、引き受けて良いのかどうか迷ったのだが、せっかくのご招待である。断る理由は無い(いやいや、上記の理由があるのだが)というわけで、向こうが気が変わらないうちにとOKの返事をしてしまった。
夏のイギリスは好きだ。食べ物(食材はね。料理はだめよ。ほんと、あいつ等の舌はどうにかしてるぜ)も気にならない。などと、度々人に話しているので、自分でもイギリスに何度も行っているような気がしていたが、よくよく考えたら、1996年に1度行ったきりであった。どこかヨーロッパに行った際、トランジットで一度ヒースローに寄った事があったような気がするが、それだけである。その96年の国際会議で、スモーリーとクロトーが並んでいるのを見て、(それとは無関係に)学内でのCNT合成の共同研究の打合せを行った。それが、私のCNT研究のスタートであり、まさにOxfordが起点なのである。NT'11はケンブリッジで行われる。もちろん行った事は無いのだが、何人か知人がおり、これまでにも何度か立ち寄ってくれと言われている。今回の会議は良い機会になるだろう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0