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豊里にエイリアンの卵? [日常]

エディーメルクスのシートチューブになんとクラックが入っている事がわかったので、今週はDefyに逆戻りである。先週は霞ケ浦一周して疲れ果てたので、今週はおとなしく不動峠に向かった。登りだしてすぐ、先週の疲れが抜けていない事が分かったが、とりあえず20分、頑張ってみた。タイムは悪くは無かったがベストタイムでもなかった。しかし、20分の平均パワーとしては最高記録だった様で、終了後FTPが205Wに自動更新された。FTP測定のプロトコルに従っていないので、この値は正しくないが、いつも不動峠で感じていたものはこの程度の値だったという事を確認できた。つまり、いつもならFTP200Wくらいのペースだと自覚していたのはそれほど間違っていなかったという事になる。実際のFTP測定では、20分のトライアルの前に、全力で5分もがく時間があるので、これが微妙に効いているのだろう。まあ、体調のばらつきの方が大きいような気もするが。
おとなしくこれで帰る予定だったのだが、意外にも清々しい感じで、ちょっと小貝川まで足を延ばす気になった。旧筑波駅の先から県道132号線を進むと、ほどなく小貝川にたどり着く。この県道、日曜日の昼間なら交通量は多くなく、まあまあ走りやすい道である。そこから小貝川をしばらく遡上し、246にぶつかったところで引き返してきた。先週の愚を繰り返さないためだ。途中、河原にしつらえた草の生えた滑走路を使って、セスナがタッチアンドゴーの練習をしているのを見かけた。小ぎれいなヘリポートもあった。新たなコースには新たな風景があり、飽きなくて良い。まあ、帰り道、突然砂利道になり引き返したり迷ったりと、楽しんでしまったが。問題は小貝川からつくばに戻るコースである。これがなかなか良いコースが無い。今回は畑の中を抜ける道を模索しながら進んだのだが、いきなりエイリアンの卵が大量に並んでいるのを見つけた。もちろん、ハクサイだが、一個一個ひもで結んであるのがすごい。もう少ししたら出荷されるのだろう。
距離:86km、消費カロリー:1548 kcal

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視野いっぱいに並ぶハクサイたち。何か生まれそうな気がした。



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霞ケ浦1周、2450 kcal消費 [日常]

冬は寒いので、ロングライドはやらなかったのだが、今年はビブタイツを買って、おなかが冷えなくなったので、ちょっと試しに霞ケ浦を1周してみた。ちょっと後悔したが。
一応、天気予報では風速2メートルという事で、歩いているとさわやかな風だが、自転車乗りには結構な強風で、しかも実際にはもう少し強かったように思う。で、いつもながら、向かい風の確率が高いように感じた。タイムを気にせず、ゆっくり走る予定だったのだが、強い向かい風の区間が予想外に長く、疲労がたまるとともに時間がかかり、日が暮れる前に帰るのが微妙になってしまい、休憩もそこそこに、体力の限界に挑戦するようなことになってしまった。
結局、霞ケ浦1周120kmで4時間半程度の走行時間、プラス休憩が30分ほどで、実質5時間程度で1周したことになる。おそらく、これは新記録(といってもそんなに何回もやってないが)だと思う。休憩30分とは、数回のカロリー補給と鼻をかむために停止したのと、3度ベンチに腰を下ろして各数分休憩したのみで、かなり過酷なレベルだ。これに自宅からの往復が加わるが、これは最近ショートカットのコースに変更したので、トータル144kmに収まった。全部でほぼ6時間を費やし、10:30に出発し、帰宅したのが午後4:30だった。この間、休憩が30分しか無かったというのが、我ながら無謀だった。最後は、筋肉痛でまともに漕げず、25㎞/hくらいしか出なくなっていた。昼飯を食べる時間が無かったが、まあ脱水症状にもハンガーノックにもならなかったので、ずいぶん体調管理はましになった。
で、以前と違うのはパワーメータが付いたことだ。私がどんなに疲れ果てていても、パワーメーターはちゃんとパワーを計測し続けてくれて、最終的に2450kcal(運動量は2450kJ:消費カロリーは効率をかけて算出する仕組み)という値が出た。心拍数から出す数値よりも正確なはずだが、ペダリングの効率は計算してくれないはずなので、おそらく本当の消費カロリーはもう少し多いと思われる。途中でカロリー補給をしているので、脂肪がこれだけ燃えたわけではないが、概算で100gくらいは燃えたはずだ。いつも思うのだが、重要なのはどれだけ消費したかでなく、時々この脂肪を燃やす運動を、体に体験させることだと思っている。どんな機械でも、機能は使わないとだめになるものだ。
それにしても疲れすぎた。真面目な話、少々やばいレベルだった。ロングライドはもう少し暖かく、日が伸びてからやるべきだと痛感した。
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カーボンフォーク、コラムカットした断面を比較してみた [日常]

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写真は、3種のカーボンフォークのコラムの断面の様子である。左から、Lixada、BXT、エディーメルクスのムーラン69のコラムである。一見すると同じようだが、良く見るとかなり違う。LixadaとBXTは中国製、エディーメルクスは台湾製だ。実際の使用感は、LixadaとBXTはかなりソフト、エディーメルクスはかなり硬い印象だ。
で、断面を見ると、興味深い。Lixadaは最初使った時、あまりにふにゃふにゃで心配になったが、断面をみると、BXTよりはかなりましだ。まず、断面がほぼ真円である。一方、BXTはかなり多角形的で、ステムが均一に当たらない。しかも、コラム厚が、Lixadaは均一だが、BXTはところどころ薄いところがある。(ちなみに、白色の部分は、最近の製法で使われる、風船の代わりに入れているスチロールか何かの残骸だと思われる。黒い部分だけがカーボン。)ただ気になるのは、Lixadaの断面の内側は、エポキシがきちんと入っておらず、繊維が浮いている。なお、カーボン層のLixadaとBXTの厚さはほぼ同等だが、エディーメルクスのものは、若干厚い。もちろん、断面も真円である。たしか、お値段はLixadaがフォークのみで5000円程度、BXTとエディーメルクスはフレームに付属で、フレームとの合計価格は、BXTは3万円、エディーは10万円だ。こうしてみると、BXTのフォークの単価は、おそらくLixadaよりも安そうだ。そう考えると、品質と価格はだいたい対応している感じだ。ちなみに、叩くと音は全く違う。一番やばそうなプラスチックな音がするのはBXTだ。一応T800を使っていると書いてあるが、ちょっと信用できない。
こうやって3本比較すると、やはりエディーメルクスは信頼できるが、LixadaとBXTはちょっと不安になる作りだ。しかしこんな状態でも、いままでのところ特にトラブルもなく、使用できている。むしろ、エディーメルクスはやや硬すぎる印象ですらある。ちなみに、GIANTのDefyのコラムはアルミ製で、フォーク全体の印象は一番硬い。

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ロードバイクにパワーメータをつけるとどうなる? [日常]

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Merlin Cycleに、Stagesのパワーメータ(105 5800)がなんと36000円くらいで売っていたので、ついクリックした。12月半ばに買ったのだが、届いたのは新年になってからで、最近ようやくFTPを測定できた。GarminのFTP測定モードは、全部で1時間程度かかるが、その間ほぼノンストップで走れるコースが必要になる。(ローラーで測定するのが普通だろうが)これが実現できるのは、この辺では霞ケ浦のサイクリングロードくらいなので、先週は、霞ケ浦で測定した。結果は188W。しかし、平地では、一定パワーで走るのはかなり難しく、これならヒルクライムでやった方がうまく行くだろうと、今週は不動峠に行ってきた。自宅から測定モードに入ると、ちょうど大池のあたりで20分のトライアルに入った。何度も登ったコースなので、ペース配分は完璧なのだが、どうも調子が上がらず、それでも193Wの結果になった。今回、パワーをモニターしながらヒルクライムをして、後半パワーが下がることに初めて気が付いた。心拍数は同じレベルをキープしているのだが、パワーは落ちているようだ。実際にやるまでは、200Wくらいはいけると思っていたのだが、結構壁は高かった。
 しかし、パワーメータを装着すると、ロードバイクの意味合いがかなり変わってくる。もちろん、パワーメータはレースで勝とうという人がパワーアップを狙った練習をするために活用するのが本来の使い方なのだろうが、レースと無縁の私にはそんな気は毛頭ない。そんな私にとって、パワーメータのついたロードバイクは別の意味を持つ。ロードバイクに乗ると、まずはその高速走行の気持ちよさに純粋に楽しむわけだが、次は自分のバイクの速度は世の中のどの辺のレベルなのだろうかというのが気になってくる。あんまり遅いと恰好悪いと思うわけだ。サイクリングロードで、ほかのロードバイクに抜かれると、さて、そのバイクが異常に速かったから抜かれたのか、自分が恐ろしく遅いために抜かれたのかが、気になるというわけだ。ところが、ロードバイクの速度には、あまり基準が無い。30km/h巡航ができれば及第点なのか、35㎞/hくらいは出さなければいけないのか。しかし、こんなものは風向きで変わってしまう。平地の速度に比べると、ヒルクライムのタイムはもう少しわかりやすい。ツールドつくばのタイムは公開されているので、同じコースを走って、タイムを比較すると、自分がどの程度のレベルなのかがわかるというわけだ。しかし、ヒルクライムでは、機材の優劣もタイムに影響する。軽いフレームに軽いホイールを履けば、確実にタイムは短縮できる。つまり、各ライダーの条件が同一ではないので、単純には比較できないのだ。逆に言えば、体力が無くても、財力があれば、速いバイクを買って少しアドバンテージを確保することも可能だ。
こんな風にこれまで過ごしてきたのだが、パワーメータを導入して、FTPを測定すると、これらの曖昧な比較には意味が無くなってしまう。まさに、エンジンの能力テストなわけで、これが明確になってしまうと、後は体重とロードバイクのスペックで、ほぼパフォーマンスが決定してしまう。もちろん、レースでは別の要素も加味されるが、レースに出ずに個人で楽しむ人間にとって、FTPを出すというのは、これまで謎めいていた(都合の良いように考えて楽しんでいた非科学的)部分を明確化することである。こうなると、もはやバイクやホイールの軽量化も意味を持たなくなる。私のレベルはヒルクライムのタイムではなく、FTPでより正確に比較可能だからだ。
ロードバイクを見る目が大きく変わるのが、パワーメータだ。向かい風でスピードが出なくても、パワーが出ていれば仕方がないと納得できる。逆に、追い風でスピードに乗っていても、意外にパワーが低いと、実力ではないことを思い知らされる。いや、速く走れれば気持ちいいので、それでいいはずなのだが、なんかいつの間にかパワーメータの値をキープするために自転車を漕いでいるような気がしてくる。それなら、家の中でローラーでやっても同じなのかも知れない。
私のパワーメーターは片足計測なので、どうしても左足に力がこもる。そう考えると、193Wも怪しい。ともかく、格安のパワーメータのおかげでまた楽しみが増えた(グダグダ言うのが私の楽しみ方なのだ)。
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