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サドルは260g [日常]

サドル沼にはまって久しい。一旦抜けたかとも思ったのだが、結局抜け切れておらず、未だにずぶずぶだ。が、そろそろ諦めつつあり、結局はVELOのSENSOスポーツに落ち着きそうだ。というか、先ほど3個めを注文した。同じサドルを3個買うのは初めてだ。一つは通勤用。一つはDefy用。一つはXelius用だ。なんだ全部じゃないかという話もあるが、通勤用のもう一台には、Brand-xの女性用サドルがつけてある。これはなかなか調子が良い。スピンバイクには、モノタロウで買ったVELOのサドルがつけてあるが、これは満足していない。
サドルには、ベースのプラスチックの弾性で乗り心地を確保するタイプと、クッション材を使うタイプ、その両方を使うタイプがある。フルカーボンサドルは、当然ながらどれも無い。で、フルカーボンサドルで120gくらい。プラスチックの弾性を使うタイプで、200gくらい。ゲルを使うものだと、350gくらいまで重くなる。フルカーボンはさすがに軽さを実感する。ゲル入りもズッシリ感がすごい。しかし実際に使った感触では、ゲルタイプは重いだけで、ロングライドではあまり恩恵が無い。路面の凸凹で突き上げるようにガツンとくる衝撃が、座骨に響くのだが、これはおしりですっかり凹んでしまったゲル入りサドルでは、結局吸収できず、ベースのプラスチックの変形しか機能しない。そのため、ベースの柔らかさが乗り心地には一番重要になる。しかし、尿道を保護する真ん中に穴の開いたタイプは、構造的に強度が足りず、どうしても硬くなるようだ。逆に柔らかくすると、際限なく柔らかくなってしまい、腰がなくなり、これも決して心地よくない。これらのバランスが丁度良いのが、私的にはVELOのSENSOスポーツというわけだ。実はSENSOには同じデザインでゲル入りの350gくらいある重量級のものがあって紛らわしい。具合が良いのは260gの軽いほうだ。これは、クッションは入っているが、ゲルではない。普通のクッションで、メインはベースの変形によるクッションになる。もっとクッションが薄くて軽い中華サドルも気に入っていたのだが、ロングライドになると、どうしても痛みが出てくる。SENSOも痛みは出るのだが、出る場所が違う。で、両者を比較した場合、どうもSENSOの方が筋肉痛で、ほかの少し硬めのサドルは骨に来る感じで、痛みがおさまるまでの日数が違う。高級サドルも使ったが、硬すぎて、また骨の形が合わなくて、結局観賞用になっている。40kmくらいまでなら、フルカーボンでも行ける。問題は100㎞を超えるライドで、かなりサドルを選ぶことになる。SENSOは3000円しないので、まあまあコストパフォーマンスも良い。ずいぶん長いこと販売しているので、おそらく安定して売れているのだろう。いま、サドルを全部集めると山ができるが、山頂にはSENSOがいる。

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トムソンのシートポスト到着 [日常]

出張でドイツに行っていた。最近禁酒しているのだが、ドイツにもノンアルコールビールが売られているのを見つけ、買って飲んでみたところ、あまりのうまさに驚いた。お値段は、500mL入りの瓶で、アルコール入りもノンアルコールも同じ1ユーロ程度である。ヴァイスビールが特にうまい。あまりにうまいので調べたら、ビールを普通に作ってからアルコールを抜く手法らしい。最近は、このアルコール除去技術が高いらしく、アルコール濃度0.0%のビールが安価にできるらしい。で、アルコールが抜けている以外は同じ味なので、うまいのだ。日本のビール風飲料とは違う。
 学会のポスター発表の際にビールが提供されていたのだが、実はテーブルに並んだビールの半分くらいがもともとノンアルコールビールだったようだ。参加者の中にビールがまずいと言っている人がいたが、どうやらノンアルコールビールに当たったらしい。それならいただこうと、3種類ほどのノンアルコールビールを楽しんだ。ただ、学会で出ていたノンアルコールビールは、アルコールが0.5%程度入ったもので、スーパーで買った0.0%のものの方が美味しかったように思う。
 思い出せば、日本にもかつてはビールからアルコールを抜いたノンアルコールビールがあったように思う。しかし、最近では全然違う飲料になっている。その原因は、どうも酒税法にあるらしいのだが、詳細は不明だ。酒税がかからないなら、日本でも安くてうまいノンアルコールビールができそうだが、残念な話だ。輸入のドイツ製ノンアルコールビールもあるようだが、評価を読むと、ちょっと微妙だ。
 で、本題のシートポスト。カーボンシートポストを頼もうと思っていたのだが、調べているうちに、シートポストといえば、トムソンだという記事を見つけ、買ってみることにした。Wiggleが安いのだが在庫が無く、仕方なしにamazonで日本の業者に発注した。それが、本日届いた。早速少々カットしてXeliusに装着した。(長くても短くても同じ値段なので、長めを買ってカットしたのだが、短い方が良かったかもしれない。)サドルの位置はかなり前方に移動し、非常に具合が良くなった。あと少し微妙な位置を調整すれば完璧だろう。
 DefyについているシートポストはD-Fuseで、非常に良くしなる。手で押しただけで、かなりのしなりが見えるほどだ。カーボンシートポストは、こんな感じでしなってくれると思っていたので、硬いアルミのシートポストは気が進まなかったのだが、一般にはシートポストに快適性を求めてはいけないという事らしく、まあ、試してみるかという感じで、トムソンのシートポストを買ってみたというわけだ。まあ、きっちり作られているという感じだ。これで安ければ言うことないのだが。

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ジェーソンで型落ちメルサボン爆安 [日常]

ボディーウォッシュは、メルサボンを愛用している。いや、していたと言った方が良いかも。ものは素晴らしいのだが、特に新型になってからお値段が高くて、最近では節約・節約で固形石鹸に逆戻りしていた。ところが、女房が雨宿りで入ったジェーソンで見つけた。型落ちメルサボンのボディーウォッシュが199円(+税)。思わず爆買いを依頼した。お気に入りのフローラルハーブ(だったかな)は全部買い占め。残りのハーバルグリーンも、かなりの量を買い占めた。こちらはまだ残があると思われる。と、これで喜んでいたのだが、なんとお隣の商品棚には、メルサボンのクレンジングジェルが。なんとお値段99円(+税)。これ、定価は800円くらいのやつ。クレンジングジェル(クレンジングオイルの仲間)は男の私はまああまり使わないのだが、シールの糊のベタベタ落としなど、目的外に結構重宝するので、何本かは欲しいところ。また、頭皮の皮脂を取るのにも、クレンジングオイルによるマッサージが良いとかで、まあ男性でも買っておいて損は無い。というか、99円は、安すぎ!で、4本くらい買ってしまった。あ、すべて詰め替え用の話。ボトルはついて無い。
まだ、残っているかなあ。今日も帰りがけに買いに行こうかなあ。

2019/08/07 追記:メルマガが届いた。ボディーウォッシュが会員には今日からさらに20円引き。行かねば。

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キャンディーソーダ、ついにレベル3000:さすがにやめるかね [日常]

やめるやめる言って、なかなかやめなかったCandy soda、ついにレベル3000をクリアした。お金は1円も使っていないのが自慢だったが、そもそもこれだけの時間の浪費をしているのが自慢にならない。さすがに卒業しましょう。3001をクリアしてしまうと、4000までやりそうなので。しかし、メーカーも根気強いなあ。もう開発をやめるかと思っていたのだが。
candy-soda-level3000.jpg
ちなみに、レベル3000は、アイテム無しではちょっと無理な感じ

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Xeliusで90kmライドでヘロヘロ [日常]

ようやく組みあがったXelius,シートポストクランプの調子は今一つながら、この3連休、降らないのは土曜日のみということで、不動峠に行ってきた。Xeliusといえば、ヒルクライムらしいので。で、乗り始めて10kmくらいで、サドルの位置がダメダメなのを身をもって知る。サドルをあと2cmくらい前に出さないと、全然だめだ。しかし、すでにサドルは最も前方につけており、これ以上前には出ない。要するにシートポストの選択ミスだ。真面目に採寸してから買えばよかったのだが、まあ、大丈夫だろうといい加減に買ったのがいけなかった。平地で腰に痛みが来るという最悪のポジションだったが、まあ軽いのは軽い。踏めば踏んだだけ進むというのは変わらない。しかし、思ったよりも硬い。いや、娘にもXeliusは乗り心地良くないといわれたのだが、その通り。町内一周では気が付かなかったが、ちょっと乗ればわかる。ガチガチだ。やはり、乗り心地の良いXeliusはカーボンが違うのかも知れない。
で、不動峠だが、ポジションはダメダメなものの、何しろ2週間のスピンバイクで体重が1kg以上落ちており、自転車も軽くなったので、これは頑張らないと、と気合が入り、見事新記録達成であった。といっても数秒の短縮だが。前回の記録を出したのがもう2年前くらいだろうか。体の衰えを考えれば、十分な速さだ。なにしろ、一旦追い越されたお兄ちゃんを、3km付近で再度追い越すという快挙だ。ちなみに、最大心拍数も新記録を出した。要するに頑張りすぎだ。おかげでいま少々体調が悪い。
不動峠はすぐに降りて、つつじが丘には行かなかった。その後、リンリンロードを岩瀬まで行って帰ってきた。帰路はかなり腰に来てしまい、ブラケットポジションが維持できなくなった。Xeliusの直進安定性はかなり高く、非常に安心して手放しできる。おかげで何度も腰を伸ばすことができた。フォークのオフセットが大きいのだろう。基本、ロードバイクに機敏性は求めないので、こういうのは大歓迎だ。
さて、問題はサドルだが、セットバック無しのシートポストを買うしかないのだが、なにしろフレームがガチガチなので、カーボンポストしかありえない。できればフニャフニャのポストが良いので、再度brand-xにしようかとおものだが、断面が白いのも気分が悪い。まともなやつにするか、悩み中だ。
Xelius-Iwase.jpg
サドルバッグが格好悪いということで、パンク修理セットをボトルケージに突っ込んだがこれはこれで不便
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カーボンパーツの硬さ [日常]

昨日、Xeliusの組み立てが終わり、町内3周してディレイラーの調整が終わったところで、強風と小雨で退散してきたところである。105(5800)のクランクとアルテグラのペダルのセットをDefyから引っぺがし、Xeliusにつけてあげた。これで、ほぼ105仕様+一部だけアルテグラ(ペダルとFD)になった。本当は、RDがひん曲がってしまっていて、先日無理やり力業で修正したやつなので、今回新しいフレーム用に購入予定だったのだが、105にするかR8000にするかで悩んでいるうちに、フレームが届いてしまった。まあ、町内3周では問題なく動いたので、しばらくこれで様子見だ。まあ、チェーンも伸びかかっているのをキリハリして移植したし、STIもR8000に換えたいのだが、それも後のお楽しみにして、なんとバーテープまで、中華バーテープ(150円)の使い古しを再利用して組んだ。新しいバーテープもあるのだが、ついつい貧乏性で。ブレーキケーブルも全部BXTからのお古のままである。シフトケーブルも移植しようとしたのだが、ケーブル取り回しが変わったため、長さが足りず、虎の子のアルテグラのインナーをおろした。新しいケーブルは、取り扱いが楽て良い。先端がまとまっているので、作業が瞬時に終わる。使い古しのケーブルをライナーに通したりするのは、結構手間がかかる。まあ、貧乏話はこれくらいにして、本題。
今回、Xeliusのロングライドができなかったので、パーツのお話。先日、Wiggleで3Tのハンドルバーがなんと9000円だったので、サイズが少し大きかった(42cm)のだが、Xelius用に買っておいた。先日割れて交換した中華ハンドルバーの本家なわけだが、ハンドル単体で押してみても、自転車に装着して体重をかけてみても、中華ハンドルバーと硬さに差は無い。というか、3Tで下ハンを握ると、明らかにたわむ。これは、中華バーよりもずっと柔らかい。こんなんじゃ、ゴール前のスプリントで安心してダンシングできないんじゃない?と思ったが、私はそんな事には縁がないので、問題ない。むしろ、ロングライドで乗り心地が良さそうなのでOKである。シートポストは、同じくwiggleのbrand-Xのカーボン製だ。たしか3600円くらいだったと思う。どんなのが来るか、不安だったが、工作精度は非常に高いものが届いて、大満足だ。なにしろ、エディーメルクスのシートチューブが割れたのは、もとはといえば、シートポストがゆるゆるで、うまく固定できなかったからだ。その点、brand-xのシートポストは完璧で、Xeliusのあまり評判の良くないウス型のクランプでも、軽く締めただけで、ぴたりと固定された。まあ、実際にはファイバーグリップを塗るので、じゃりじゃりするのだが。強度も十分、のような気がした。
で、Xelius組み立てにあたり、フォークのコラムカットと、短い足に合わせて、シーポストのカットを行ったわけだが、ここで驚いた。いつも、カット位置を決めた後、パイプカッターで軽くキズをつけて、その傷を目印に金のこでカットするのだが、まずフォークのコラムで試すと、傷がつかない。仕方なくちょっときつめに締めあげて、回すと、うっすらと傷跡が残ったので、それでよしとした。で、次にシートポストで同じことをすると、パイプカッターの刃が面白いようにめり込んでいく。そのままカットできそうな勢いだ。まあ、ささくれるのでやらないが。で、線が引けたので、のこぎりでカットすると、フォークコラムは、黒い粉が出てくる。そう、カーボンだ。この辺は本職なので、良くわかる。焼成した純粋なカーボンをのこぎりで切ると、こんな感じの粉が出る。今回、新しい刃に換えたら、切れすぎて少しミスったが、まあ無事に切れた。別に硬くない。で、brand-xのシートポストを切ると、なんと白い粉が出てきた。断面も白い。そこら中白い。つまり、カーボンでは無い。類似の現象は他の中華パーツでもあった。結局こういうことだ。
 カーボンパーツは、いわゆる炭素繊維を熱硬化型エポキシ樹脂で固めて作るわけだが、エポキシ樹脂の粘度は温度が高いほど低くなり、型からしみだしてくる。それと同時にエポキシ樹脂に仕込んであるマイクロカプセルに入った硬化剤が、高温で破れて溶出し、エポキシ樹脂の硬化が始まる。この昇温過程をうまく制御すると、カーボンファイバーのプレプレグから余分なエポキシ樹脂を取り除いて、炭素繊維の割合の高い炭素繊維強化プラスチックができるわけだ。しかし、このプロセスをそんなに頑張らなくても、エポキシ樹脂は硬化して、似たような炭素繊維強化プラスチックができる。見た目はおそらくあまり変わらない。しかし、上記の様にのこぎりで切ったりすると、その削りカスに差がでるのだ。グラファイトやアモルファスカーボンは、微粒子になれば黒い。そういうバンド構造なのだがら、これは間違いない。一方、エポキシ樹脂は通常透明であり、これを微粒子にすれば、白くなる。だから、エポキシ樹脂の割合が多くなると、削りカスは白くなるというわけだ。
じゃあ、エポキシ樹脂の多いカーボンパーツはだめなのかというと、おそらく必ずしもそうではない。カーボン繊維は、軽くて強靭だが、それは引っ張った場合で、押したら柔らかい。一方、炭素繊維を固めるために使うエポキシ樹脂は、通常の接着剤に比べると、かなり硬度が高く、それだけでかなりしっかりした構造材である。つまり、パーツによっては必ずしも炭素繊維の割合が高ければ良いというわけでは無いと思われる。実際、フォークコラムのカットした部分は、若干ゆがみが出ていて、ステムがスムーズに通らなかった。しかし、brand-xのシートポストは、全体にわたり、高精度だ。そのパーツの何が重要なのかと、製造コストを考えて作るのだろう。3Tのハンドルバーはカットしていないので、炭素率はわからないが、おそらく黒い粉が出るのだろう(希望的観測)。中華ハンドルバーは、先日割れたのとは別のやつを切ったことがあるが、粉はやや白かったと記憶している。樹脂が多くても、そう簡単に折れたりしないが、ステムで咬むと、そこがへこむ。炭素繊維率が高いと、これはへこまずに、どこかで突然折れる。炭素材料とはそういう素材だ。先日話題になった某社のコラムが凹んだリコールの件も、おそらく中華フォークの品質管理不足だったのではないだろうか。
Xeliusを組みながら、こんなことを考えていた。ちなみに、105主体で組んだのだが、最終的にペダル込みで7.2kgになった。軽い。町内3周では、乗り心地は良かった。とりあえず、今のところめでたしである。後は、晴れを待つのみ。
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カットしたシートポストとフォークコラムの断面。左がシートポスト。御覧の通り、白い。カーボン製というより、プラスチック製という感じ。軽くないし、強くない。でも安い。


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