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ロードバイクになんて乗っている場合じゃ無い! [日常]

日曜日、風が強かったので、少しランニングをしてみた。最近、ロードバイク乗りが骨粗鬆症になるという話題がそこここであり、ちゃんと骨に負荷のかかる運動が必要だというのだ。以前、北大のキャンパスで格好つけてランニングして右膝を壊してから、右膝からパキパキ音がする様になってしまったので、ランニングはやらない事にしていたのだが、基本的に走るのは嫌いでは無いので、膝に負担がかからないレベルで、本当に軽く走ろうと、気楽に出かけた。近くの公園までの往復で、距離にして8.5kmほどだ。以前、走っていた頃は、10kmを1時間で走っていたので、距離も長くないし、ペースも半分以下にしたので、余裕のはずだった。はずだったのだが、家を出て20mも走らないうちに、膝に痛みを覚えた。あ、走れるレベルじゃ無い。そう自覚したのだが、まあ、走っていればなんとかなるだろうと、そのまま続行。公園に着き、一周した後に帰路についた。で、帰路についたあたりから、膝に激痛が走る様になった。ランニングの経験はあるので、この痛みが関節の痛みでは無く、関節回りの筋肉の痛みである事はわかったので、特に心配はしなかったのだが、何しろ痛い。ここは、北大の轍を踏むわけにはいかないという事で、あっけなく走るのを断念し、少し歩いて膝を解放し、痛みが消えたらまた走るという事で、なんとか家に帰り着いた。膝の関節周りの痛みはひどく、まともに歩けない位だった。
さて、月曜日は風も弱くなったので、これは自転車日和と、不動峠にキシエリの試走に出かけた。歩けないほどに痛みがあるのだが、あら不思議、自転車を漕ぐのにはそれほど支障が無い。不動峠のタイムもベストとは行かなかったが、そこそこの好タイムで、本当にランニングと自転車では使う筋肉が違うことを改めて認識させられた。とはいえ、無理をせず70km程度のライドで帰宅した。

無事ヒルクライムはできたのだが、よくよく考えると、本当に使う筋肉がまるっきり違う事を再認識して、背筋が寒くなった。この4年以上、膝を守るためにランニングをしていない。歩く距離も決して長くない。自転車では、最長160kmほど走ることもあるし、ヒルクライムもそこそこのタイムで上れるので、筋肉量は十分であると認識していた。これくらい筋肉があれば、いくらランニングと使う筋肉が違うといえども、10kmくらいのランニングはなんとかこなせるだろうと思っていたのだが、予想以上に走る筋肉は無くなっており、このまま行けば、歩くこともままならなくなる可能性もありそうだと、思い至ったのだ。

そう、のんきに自転車なんぞに乗っている場合では無い。まず、二本の足で歩く、走る事が人並みにできて、その上での自転車である。おそらく骨粗鬆症と言われるレベルまで骨密度も落ちているに違いない。この状態で自転車でこけると、非常にやばそうだ。というわけで、ランニングにも精を出す事にした。まずは、小学生低学年レベル以下まで退化した走るための筋肉を復活させなければならない。それには何よりも走る事だが、手持ちのランニングシューズは古くて堅くなっていて、走ると膝の負担が大きい。まずは、膝に超優しいランニングシューズを手に入れなければならない。というわけで、この週末は、クッション性の高いランニングシューズを調べていた。アシックスでは、ニンバスとかいう素っ頓狂な名前の靴が膝に優しそうだが、この手のシューズはモデルが更新されるたび、サイズが微妙に変わるようで、買う前に現物を履いてみないといけないらしい。というわけで、今週はスポーツ用品店に行って、ニンバスを試着する事からはじめる予定である。

キシエリ2020の評価は、足の状態が元に戻ってから、改めてという事になりそうだ。ちなみに、月曜日に不動峠を登った感触では、レーシング3の方が好ましい印象だった。キシエリは踏み込んだ力が推進力にダイレクトにつながらない感触が強い。だからといって加速しないはずもなく、当然進むのだが、なんとなく気色悪い。まあ、膝に優しいのかも知れないので、堅いフレームには適しているのかも知れないが。乗り心地は確かに良いが、GP5000+ラテックスチューブで十分な気がした。


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キシエリ2020到着 [日常]

PBKでクリックしたキシエリ(Mavic Ksyrium Elite UST Wheel set 2020)だが、今回は1週間で到着した。なかなか早い。タイヤはすでに装着済みで、ビードはもう上がった状態だった。本当は一回外して様子を見たかったのだが、面倒なのでやめた。シーラントと、注射器が付属していたので、具合よく注入することができた。シーラントは120mlあるので、半年後のメンテでも使える量があるのだが、容器の密閉度が低そうなので、半年後には使えなくなっているかも知れない。
このキシエリをXeliusの標準ホイールにすることにした。これでレーシング3をLogic専用にできるので、乗るたびホイールを交換する必要が無くなった。ただ、こいつらはラテックスチューブとチューブレスなので、乗らない時も空気圧の維持をしないと、タイヤが変形してしまうので、少々面倒だ。まあ、ブチルチューブでも長期間放っておけばエアは抜けちゃうが。
早速試走したかったのだが、あいにくの雨なので、今日はスプロケット交換などのインスタレーションだけで終了だ。しばらく見つからなかったスーツケース用のはかりが見つかったので、LogicとXeliusの重量を測ってみた。なんと、Logicが8.5kg、Xeliusが7.6kgだった。どちらもペダルやサドル、ボトルケージなど、走り出すのに必要なパーツをすべて装着した重量なので、結構軽い。特にLogicの8.5kgは思いのほか軽かった。Defyの納品時の重量よりも軽いような気がする。フレームの重量差は700gなので、残りの200gの差はパーツの差なのだが、おそらくクランクの重さの違いが一番大きそうだ。Logicには、安物のクランクが付いている。

まあ、キシエリの評価はいろいろあるようだが、私が買ったレーシング3のスポークは細くなった後だったので、キシエリのご太いスポークはめちゃ格好良く見える。私、太いスポークが好きなので。しかし、デザインはこれも2020モデルから地味になったようで、ハブも真っ黒だ。これでヒルクライムのタイムが縮めばよいのだが。レーシング3対キシエリの勝負は、来週だ。

ちなみに、今確認したところ、前輪のセンターが1mm程度右にずれているようだ。こんなに大きくずれたホイールは初めてだ。普通のスポークなら、自力で調整しても良いところなのだが、何しろこいつのニップルは普通じゃない。そもそもどっちに回せば良いのかも良くわからない。というわけで、とりあえずブレーキ側で調整して、ニップルの回し方を勉強してからセンター出しをやろうかと思う。意外にもいい加減なホイールだという事がわかって、ちょっとがっかりだ。後輪のセンターが出ているかは不明だが、ブレーキの感触からは、前輪ほどにはずれていないようだ。(2020/6/4 修正:キシエリの前輪のセンターのずれは、測定したところ0.5 mm程度だった。驚くほど大きくは無い。おそらく、これの前に履いていたレーシング3もずれていて、ずれ方が逆だったのではないかと。なお、このニップルは微調整が難しそうなので、調整はやめておいた。)

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かすいち5時間 [日常]

サドル問題が解決したので、Logicで霞ケ浦1周に挑戦してみた。やや日も伸びて来たのでいけるかなあと。結果、最長コースで1周、136km、4時間56分とおそらく新記録だった。朝は寒かったので、10時頃にスタートし、夕方陽が沈む前に帰宅できた。霞ケ浦往復も含めると全行程155㎞だった。毎週100km走って何ともないので、余裕で行けると思っていたのだが、結構疲れた。特に、霞ヶ浦の最後の16kmは、ガーミンのセグメント「霞ヶ浦西浦中岸TT」に登録されており、ついつい本気で走ってしまった。このセグメントの平均速度は35.8km/h(自己4位)で、最後のへろへろの状態の割には頑張った。まあ、頑張ったおかげで、本当にヘロヘロだ。エネルギー補給と水分補給は気を付けたので、脱水もハンガーノックも無かった。
ちなみに、神サドルと思っていたのだが、50㎞あたりからちゃんとお尻が痛くなった。微妙なポジションの変化が効いたようだ。なかなか難しい。
今回は観光名所にも行かなかったし、珍しいものも食べなかったので、面白いことは何もないのだが、唯一の写真を。
gomi-plate.jpg
痴漢は犯罪です。とか万引きは犯罪です的なのりなのだろうが。「不法投棄」って、ちゃんと不法って明記されているですけど。

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より遠くへより速く、自分の力で [日常]

休日、リンリンロードや霞ヶ浦を走っていると、まあそこそこの格好で、ロードバイクやクロスバイクに乗っている人たちを見かける。私もその一人だ。時折、多分本気になって練習しているのであろう集団も見かける、彼らは競技として自転車を楽しんでいるのだろう。
競技として楽しんでいるのでは無く、かといって、のんびりと霞ケ浦の景色を眺めたり、観光スポットを巡ったりするのでも無く、それなりのウエアを着こんでそこそこのスピードで走っている人は、さて一体何をやっているのか?私がまさにそういう人間なわけだが、類似の人類をそこそこの頻度で見かける。この私の行動を、私の身の回りの人たちは、それなりに理解しているが、だからと言って、行動を共にしようとはしない。まあ、私としても、共に行動したいわけでは無いので、好ましい状況だが、よくよく考えると、理解はするものの、共に行動しないというのは、おそらくは心底理解しているわけでは無いとも言える。高額な自転車を買い、パーツやアイテムにお金をかけ、週末には疲れ果てて吐きそうになるまで自転車に乗るのに、競技には一切興味が無いという私のような人間を、一体何が楽しくてこんな事をやるのか、おそらく理解不能なのだと思う。私自身、自分でもよくわからない。ただ、私の周りで私の行動に理解を示しつつも、行動を共にしない人たちの多くは、私と行動を共にしたことが無い。(自明か?)いや、何が言いたいかというと、おそらく行動を共にすれば、その中の何割かは、このバカげた行動に共感し、おそらく同じ事を始めるのではないかと思うのだ。彼らは、私の行為を見てその行為を理解したつもりになっているだけであり、実際には体験していないから、まわりで傍観できるのだ。
毎週末、およそ100㎞の距離をロードバイクで走っている。これくらいの距離が丁度良い感じになってきた。すぐに乗れる状態のロードバイクが3台ある。乗るたびに、何かを変える。サドルを変えたり、ハンドルを変えたり、ポジションを変えたり、タイヤを変えたり、チューブを変えたり、漕ぎ方を変えたり、コースを変えたりする。結果をサイクルコンピュータの記録を見て確認する。お尻の痛み、筋肉疲労などで、体の具合を確認する。そして、次の作戦を考える。(作戦って何の?)同じバイクで、同じコースを同じペースで走ると、なんか馬鹿になりそうな気がする。「嫌ですよおじいさん、そのパターンはもう試したじゃありませんか」とボケ老人扱いされそうな感じだ。
何を目指しているのか。おそらく、タイトルの通りだ。より遠くへ、より速く、自分の力で行きたいのだ。これは本能に近いのかも知れない。二本の足があるのだから、走れば良いとも思うし、ランニングをやっていたこともある。走るのは楽しいのだが、行動半径が限られるし、道具も少ない。自転車の楽しみは道具を使うところだろう。しかし、動力は使わない。これは自動車やオートバイと大きく違うところだ。メカと体をうまく組み合わせ、調整する事で、体だけでは到底実現できない結果を生み出すことの快感だ。パラリンピックでは、最適義足の開発により、オリンピックの記録を抜く競技も出始めている。こういった、メカと人体を組み合わせて能力を発揮するのは、非常に楽しいのだ。自動車で100㎞走っても肉体的には疲れないが、楽しくないし、体の芯の別のところが疲れてしまう。自転車で100㎞走ると、肉体は疲れるが、体の芯は晴れ晴れとする。かかる時間は、自動車のおよそ倍だ。倍もかかるとも言えるが、ガソリンを一滴も燃やさずに、たったの倍の時間で100㎞、自力で走行できると考えれば、快挙とも言える。で、できればもっと速く走りたいのだ。自転車を工夫しても良い。肉体を鍛えても良い。このプロセスを合理的に進めること自体が快感なのだ。
そして、この快感を極めるために、PBKでキシエリをクリックしたのだ。この崇高な行為を誰も咎めることはできない。
ふふふ。ははは、はーっはっはは。
46,925円
+消費税
だー。(7.5%引きクーポン適用)
誕生日でも無いのに、チューブレスを試したくて、こっそりと自分にご褒美を与えてしまった。いつの間にか、娘も兄貴も、チューブレス派だったのだ。試さずにいられようか。

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大雨の後に筑波山に行ってはいけない [日常]

今日は、Xeliusでつつじが丘までチャレンジした。先週Logicで記録更新したので、フレームが軽くて剛性も高いXeliusならもっと速いんじゃないの?というわけで、再挑戦したわけだ。ホイールはそのまま移植したので、フレーム(フォーク)以外は共通だ。もちろん、ポジションはちょっと違うが。ただ、残念なことに午前2時頃に地震があり、目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなった。ひどい睡眠不足で、体調は先週に比べるとかなり悪い。と、言い訳をしたところで、その結果だが、不動峠が数秒短縮、つつじが丘までで19秒短縮だった。こう書くと、Xeliusの方がわずかに優ったようにも思えるが、Xeliusで悪い記録を出すわけにいかないというわけで、相当頑張ったので、実際にはほぼ同じ記録というところだろう。体調が悪かったと言っても、まあ同じ筋肉なので、要するにLogicでもXeliusでも同じということだ。つまり、ヒルクライムは脚力とホイールで決まり、フレームによる影響は大きくないという感じだ。もちろん、乗り心地はLogicの方がかなり良いので、じゃあLogicで決まりかというと、高速コーナーではXeliusの方がずっと良いので、ダウンヒルではXeliusが安心できるし、スピードも出せる。それに、Xeliusの方が格好が良い(好み)。
と、まあ結果はともかく、楽しんだ後、梅林の梅の花を楽しみ、峠を越えてリンリンロードを岩瀬まで行って帰って来た。で、帰り道、いきなりパンクしたのだ。後輪が爆音とともに空気が抜けた。こんなパンクは初めてでびっくりしたが、平地だったので急ブレーキで停止して事なきを得た。で、タイヤを見てびっくり。サイドカットだ。1.5cmくらいぱっくり切れていた。チューブをとりだしてみると、チューブはぱっくりではなく、ぽっかり穴が開いていた。タイヤとチューブの切れ方が違う事から、どうもサイドカットとパンクは同時ではないと考えられる。推測だが、サイドカットは筑波山の道路でやらかしたと思われる。実は数日前に大雨が降ったのだが、その際鉄砲水が起きたようだ。道路の状態はかなり荒れており、落ち葉の山が道路の真ん中にあったり、土砂が崩れていたり、まだ川の様に水が流れていたりした。その中を慎重に走って来たのだが、こういう土砂崩れがあると、割れてエッジの鋭い小石が転がっているものだ。おそらく、そういう石でサイドカットしたものと思われる。以前サイドカットした時もそうだったが、サイドをカットしているので、その場ではパンクしない事がある。しばらく走っているうちに、チューブが穴からはみ出してきて、それが路面に擦れて穴が開き、パンクになる。今回は、下に降りてしばらく乗った後にパンクしたというわけだ。下りで50km/hくらい出ているときにパンクしなくて良かったと、背筋が寒くなった。と、同時に5000円くらいで買ったGP5000と2000円くらいで買ったラテックスチューブが同時に使い物にならなくなって、めまいがした。しかも、ブチルチューブに交換して、小さな空気入れでようやく空気が入ったので、空気入れを外したら、バルブが外れて空気が一気に抜けた。崩れ落ちそうになった。コンチのチューブは、バルブがちゃんと締まってない事が時々あって、スローパンクすることがあるのは知っていたのだが、まさかパンク修理用の新品チューブがそのはずれチューブとは。運が悪い時には悪いものだ。で、外れたバルブを閉める工具が無いので、タイヤレバー二枚で挟んで回して、何とか締め上げ、もう一回空気を入れて何とか帰って来たというわけだ。
GP5000-sidecut.jpg
サイドカットしたGP5000 orz.
カットしたままでは帰れないので、その場で裏側をパークツールのTB-2でバックアップした

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ラテックスチューブの穴 orz.
切れたというよりも、こすれてすり減って、穴があいた感じ。多分見ればタイヤからピンクの風船が飛び出していたのではないかと。直前の休憩時にも気がつかなかったが。

帰り道、気合の入ったコルナゴのクロモリフレーム(高そう)のお兄さんに元気よく追い越されたので、つい追いかけてしまった。追いかけたら、意外に速くなくて追い付いてしまい、ついには追い越してしまった。何しろ、パンク修理で長時間休憩したので、元気だったのだ。空気圧はかなり低かったのだが、問題無いらしい。

4年以上ロードバイクに乗っているが、実は出先でパンクしたのは初めてだった。で、教訓。大雨が降った後に筑波山に行ってはいけない。まあ、いつもそう思っているんだけどねぇ。

bairin20200201.jpg
筑波山の梅林から見下ろす 暖冬だからか、もう咲き始めている

2020/2/16 追記
実は、先週パンク現場の検証に行って来た。筑波山でサイドカットして、そこから20㎞ほど走ってからパンクするのはさすがに現実的ではない。しかも、良く思い出してみると、筑波山の一番怪しいところを過ぎたところで、タイヤの確認をしていた。そこではサイドカットしていなかった。その後サイドカットする可能性がある場所はと考えると、実はパンクした現場の数十メートル手前の橋の段差だった。そこに検証に行き、まさにタイヤをバッサリカットしそうな石が橋の段差の部分に突き出しているのを確認した。当日のコース取りとも一致するので、おそらくそこがサイドカットの現場であろう。そこでサイドカットしてほんの数十メートル過ぎた次のコーナーでパンクした事になる。妥当である。
この出来事が、キシエリ発注の動機になっているのは間違いない。

ちなみに、サイドカットしたGP5000の修復を試みている。なかなか難しいが、とりあえず今は通勤用に使ってみている。うまく行ったら報告する。



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