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とうとう5週連続で霞ヶ浦一周、猛暑で後悔(タイトル再再変更) [日常]

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霞ヶ浦は緑がいっぱい。この景色に癒される。

クロモリフレームに、手組のRR411-105ハブの鉄下駄ホイールの重量級バイクで、2週連続で霞ヶ浦一周して来た。先週、手組ホイールがロングライドでどうか確かめるために行ってきたのだが、甘く見て食料を十分に持たずに行ったため、久しぶりにひどいハンガーノックで散々なライドとなってしまった。で、リベンジというわけで、マルトデキストリン200gを水に溶かした手作りジェル持参で再チャレンジした。200gだとほぼ800kcalある。Garminの示す消費カロリーが約2000kcalなので、まあまあ行ける量になる。おかげで、無事ハンガーノックにもならず、最後のセグメントでは自己13位のタイムを出せるほど元気が残っていた。
さて、そもそもそんなに頑張る気は無かったので、タイムを気にするようなライドでは無かったのだが、どうしてもそこそこの速度で走る癖がついているため、ライド後は相当体にガタが来る。先週も今週も、翌日は自宅から出られず休養が必要なレベルだ。こういうのを、過労とか言うのだろうか。ドラマなどでは、安静にしていれば治るとか言われるが、さて、過労とはその程度のものなのだろうか。自転車に乗り始めたのは健康のためというか、手術で失った心肺機能を少しでも復活させるためだった。おかげで年齢相応の心肺機能まで復活したと思うのだが、いつの間にかそれ以上の限界を求めるようになっている。今回も、元気は残っていたものの、走行距離110 ㎞を超えた最後のセグメントで追い込んだ際(距離:16.3 km 平均速度: 36.7 km/h)には、少し死の匂いを嗅いだような気もした。還暦後に、アスリートでもない素人があんまり体を追い込むと、マジやばいかもとちょっと心配になった。さて、こんなロングライドは健康に良いのか悪いのか。

1回目(5/28):144 km, time 5:45, 2284 kcal, av: 25.1 km/h (Logic ハンガーノック)
2回目(6/4):143 km, time 5:28, 2065 kcal, av: 26.2 km/h(Logic 概ね良好)
3回目(6/12): 143 km, time 5:44, 2230 kcal, av 24.9 km/h(Xelius 雷雨、強風)
4回目(6/18): 144 km, time 5:26, 2299 kcal, av 26.6 km/h (Xelius,弱風でも失速)
5回目(6/25): 144 km, time 6:27, 2605 kcal, av 22.4 km/h (Logic, 強風&猛暑)
*自宅からの往復を含むのでちょっと長い。霞ヶ浦一周は約120 ㎞

クロモリフレームは、100㎞を超えてから、体に優しいと感じると言われるが、フレーム以上に手組のホイールは振動を良く吸収する。それは、この2回のロングライドで実感できた。来週は、Xeliusでカーボンフレームにキシエリ+GP5000STRで霞ヶ浦一周を行い、比較したい。まあ、体力と天気が許せばだが。
ちなみに、105ハブはリアハブが重いのと、フリーが渋いのが気になるが、走行フィールは最高だ。ロードノイズを増幅してハブがうなるのも心地よい。この辺は、同じカップアンドコーンのレーシング3と似ているが、鋼球のサイズの違いやなんやかんやで、105のハブの方が「いい感じ」がする。悪路での減速がほとんどないように思える。まあレーシング3でもあまり感じないが。安いシマノのハブでは結構減速するのを実感できる。まあ、剛性の問題なのだろう。そうそう、レーシング3の風切り音はひどいが、手組は静かだ。丸い普通のスポークの方が、風切り音は小さいとか。風切り音があんなに大きくて、本当に空力が良いのかと疑問になるが。
チューブレスも捨てがたいので、Xeliusにはキシエリという事になる。となると、Logicに手組を履かせると、レーシング3が余る。メルクスに履かせるか。メルクスが楽しいバイクに変身するかも知れない。

2022.6.12 追記
天気が今一つだったので迷っていたのだが、結局霞ヶ浦一周に行ってきた。結構な雷雨があったようなのだが、うまく逃げきれて、ほとんど降られずに1周できた。今回は、Xeliusにキシエリ+GP5000S TRである。結論から言えば、やはりロングライドにはクロモリが良い。とはいえ、Xeliusでも別に特別乗り心地が悪いというほどでも無い。ただ、100kmを超えてからの疲労感はXeliusの方がひどかった。もっとも、今日は風が強く、雨にも少し降られ、かなりタフなライドだったので、比較的良好な天気だった先週とは単純に比較できないかも知れない。では、確認のため来週再度霞ヶ浦一周するかというと、それは無しだ。すでに疲労困憊である。3週連続で挑んでわかったのは、私は100km程度でやめるのが良いという事だ。100kmも140kmも大して変わらないと思っていたが、実際にはかなり違う。100kmくらいまでは楽しいのだが、そこから先は楽しくないどころか、苦しい。時間も長くなり、疲労も抜けにくい。というわけで、来週以降は、100km以下のライドにしようと思っている。その程度の距離なら、XeliusでもLogicでも大して変わらない。もちろん、Xeliusの方が軽く、ホイールもくるくる回って心地よい。しかし、LogicにはLogicの良さもある。何が良いって、うーん、独特の走行感が良いとしか言えない。これには手組みのホイールも大いに効いている。じゃあ、ホイールを交換すればどうかという気もするが、さてどうするか。
実は、Xeliusにしたら凄く軽快になって、超気持ちいいんじゃないかと期待していたのだが、全然そんなことは無かった。どっちも同じくらい気持ちいい。あ、STIの傾きがXeliusの方がずっと良い事がわかったので、Logicは再調整だ。

2022.6.18 追記
もう、霞ヶ浦一周はしないと思っていたのだが、金曜日になって体力が回復してきたので、「記録」に挑戦したくなってしまった。4週連続と言っても別に特別な話でもないのだが、この年老いた体で、次回もう一度4週連続でできるかというと、厳しいきがするので。もちろん、3週連続でも十分なので、なぜ4週にこだわるのか、意味不明なのだが、オリンピック3連覇の選手が、「私だけ4連覇のチャンスがあるから、挑戦したい」と言ったのと同じ感じ?(あほか)あ、一つだけまともな理由があった。風がそんなに強くないので、普通のタイムが期待できるというやつだ。
で、無謀にも4回目の霞ヶ浦一周をスタートしたわけだが、最初はいつもの様に良い感じだった。しばらくすると、黒のドグマに乗ったお兄さんが私を抜いて行ったので、しばらく付いて行ってみた。これが良くなかった。それほどハイペースにする予定では無かったのだが、これでペースが上がってしまい、アベレージが29km/hくらいになってしまった。この状態が1時間以上続いたのだが、やがて力尽き、いつものグダグダペースになった。そこからは、坂道を転がり落ちるようにペースが上がらなくなり、120㎞あたりから、お尻が痛くて漕げない状態にまでなってしまった。むしろダンシングの方がまし、という感じで、実際かなりの距離をダンシングでしのいだ。まあ、苦しみながらもどうにか帰宅したのだが、さすがにこれでおしまいにすることにした。
で、結論が得られた。おそらくクロモリ+手組の方がほんの少しロングライドに向いている気がする。もっとも、無茶をすればしっかりダメージを受けるのは同じだが。今日、一番しんどかったのが、リンリンに数限り無く書かれている、自転車通行帯のマークだ。ご丁寧に3重くらいに書かれていて、中央は1cmくらい盛り上がっている。ここに乗り上げると、おしりが悲鳴を上げる。これはクロモリでは無かったことだ。XeliusでもGP5000TLではもっと乗り心地が良かった記憶がある。GP5000S TRは、ちょっと乗り心地が悪いのかも知れない。まあ、前半の元気なうちは、同じマークに乗り上げても何も感じなかったので、要は無茶をしなければ大丈夫なのだが。
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薄く描かれているものは擦り切れているので、厚く塗ったのだろう。真ん中のつなぎが悪く、ひどく盛り上がっているので、乗り上げるとお尻が悲鳴を上げる

そういえば、最近、霞ヶ浦で追い超されることはあまり無かったのだが、今日は7人くらいに追い越された。みんな速い。自転車は決して多くなかったのだが、暑くなる前に走ろうという、私と同じ考えのまじめな自転車乗りが多かったのかも知れない。

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曇り空、でも日焼けしたなあ

2022.6.26 追記
4回で終わりにしようと思っていたのだが、実は4回目若干ハンガーノック気味でつらかった。もっと補給食をもっていけば楽しく140㎞走れるのではないかと、最後にもう一回試してみたくなった。猛暑であることは承知していたが、早朝出発すれば猛暑になる前に帰宅できると期待して決行した。しかし、4回連続の疲れは老体にしっかり残っており、強風のため体力を消耗してしまい、しかも気温の上昇は期待よりも早く、90㎞ほど走ったところで、暑さがつらくなった。そこで、自販機の麦茶が飲みたくなってしまい、600mLを一気飲みしてしまった。麦茶自体は悪くなく、元気になったのだが、一気飲みしたせいでおなかがたっぷんたっぷんになってしまい、そのあとはせっかく準備した経口補水液が入っていかず、結局110㎞あたりで軽い脱水状態になって、心拍数が下がらなくなってしまい、2㎞ほど自転車を押して歩く事になった。面白いことに、歩くとすーっと心拍数が下がっていった。座って休むよりも効果的だった。心拍数が下がったところで再度自転車に乗り、何とか自宅に帰り着いた。補給食は十分持って行ったので、ハンガーノックにはならなかったのだが、軽い脱水になってしまったので、情けないライドになった。私的には、もう霞ヶ浦一周の季節は終わったようだ。この猛暑の中では、40-50㎞程度がせいぜいだろう。
平地を走るだけなら、ホイールや車体の軽さはそれほど問題にならないので、やはりクロモリフレームと手組ホイールは最強だと思われた。特に元気のあった前半は、先週のXeliusに比較してあまりの乗り心地の良さに酔いしれてしまった。
Logicat90km.jpg
唯一の日陰での休憩@90㎞
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