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SHE9750のその後 [日常]

インナーイヤー型のヘッドフォンがなかなか耳にフィットせず、フィット感を売りにしたフィリップスのSHE9750を買ったものの、耳にフィットしすぎて密閉され、その割に本体が動くので、鼓膜に気圧差がかかり不快感がでるという症状を以前報告いたしました。イヤーピースに小さな孔を開けて通気性を確保したり、いろいろなイヤーピースを試したりとがんばりましたが、結局なかなか良い感触が得られず、最後に低反発イヤーピースでなかなか良いと書きました。
さて、その後、さらにいろいろ試した結果、私の場合以下の結論に至りました。どうも私の耳の形は標準型から少しずれているのではないかと思われます。市販の通常のイヤーピースでは、なかなか耳に固定できずに、徐々に抜け出て来てしまうようです。イヤーピースの種類をいろいろ変えても、徐々に抜けるという問題は解決できないようで、サイズや形状の問題ではないとの結論に至りました。SHE9750の場合、フィット感を出すためにジェル状の樹脂が本体に巻いてありますが、先に報告した様に、これが重量級のため、フィットして固定する役目よりも、自重で抜けていく方に働いてしまい、結局鼓膜への圧迫感につながってしまいました。
で、結論として、私の場合ですが、結局ジェル状の樹脂をひっぺがしました。(一度引っぺがすと、完全には元に戻らないので、ご注意を!)一回り小さくなったので、フィット感は低下しましたが、圧迫感は減りました。この状態ですと、通常のゴム製のイヤーピースでもそれなりに機能するのですが、やはり徐々に抜け落ちてしまい、その際音質が大きく変化してしまいます。そこで、やはり低反発イヤーピースの登場となりました。これでほぼ完ぺきで、本体が軽くなったため、抜け落ちる傾向もほとんどなくなり、低反発素材は通気性があるため、鼓膜への圧迫感も無くなりました。また、低反発素材ががっちりヘッドフォンを固定するので、ずれも無く、音質も良い状態で安定しました。
SHE9750は、あくまで私見ですが、まあまあ悪くない音質だと思います。特別良くもありませんが。特に弦楽器はかなり良い音で鳴るように感じます。ちなみに、この低反発イヤーピースを使えば、お気に入りのヘッドフォン、ソニーMDR-EX500も外れなくなるので、実は、結果としてはヘッドフォンを買いかえる必要は無く、低反発イヤーピースを買えば良かったという事になります。まあ、音質が異なるヘッドフォンがあっても、楽しいので、これで良しとしますが。このビクターの低反発イヤーピース、もっと他のメーカーも取り入れても良いと思うのですが、見かけないのは、何か理由があるのでしょうか。

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