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カーボンサドル [日常]

中華カーボンフレームを注文後、ほかの商品を眺めていたら、ついカーボンサドルが良さげに見えて、クリックしてしまった。18ドルだった。注文から20日程度たった、今日ようやくサドルが届いた。緩衝材でぐるぐる巻きにしたあと、簡易なビニール袋に詰めて、あて先を書いただけのパッケージで、いつもの中華商品のパッケージなのだが、ちょうど台風22号に襲われたようで、びしょぬれになっていたらしい。パッケージの表面に、商品が濡れていたので、川崎の局で乾かしたが、こんなことになって申し訳ないとのメッセージが添えられていた。いかにも日本流の心遣いだ。しかし、これはフルカーボンサドル。濡れても全然問題ない。
というわけで、早速取り出して、装着してみた。見た目は思ったよりもきれいな仕上がりで、格好いいのだが、なんとレールの断面が円ではなく、長方形もしくは楕円状で、シートポストの金具にきれいに収まらない。表面もがたがたで、素人の手作り感満載である。しかし、実際に取り付けてみると、あら不思議しっかりと装着できて、何の問題もない。傾きや狂いもなく、正常だ。乗ってみると、座面形状は思った通り良い感じで、ありゃこれは日常使いできるかもと思った。で、いい気になってちょっと足を延ばしたところ、10分ほど走っていたら、やっぱりお尻が痛くなった。そりゃあそうだ。この形状は、お尻の形になっているわけではない、あくまで一般的なサドルの形状だ。クッション無しではきつい。このサドルを買った理由は、レーパンのクッションで十分かも知れないという考えからだ。最近のサドル沼で分かったのだが、レーパンのパッドの形状と、サドルのクッションの形状が合わないと、なんとも具合が悪い。そもそも、レーパンのパッドは、サドルのクッションを考えて作っているわけでは無いと思われ、逆にサドルのクッションはレーパンのパッドは考えてい無さそうだ。このような場合、どちらか一方で最適化するのが良いと思われる。普段使いの自転車では、レーパンを履かないので、クッションが必須だが、ロードバイクに乗るときは、レーパンを履くので、サドルにクッションは不要なのでは無いかと思った次第だ。それなら、オールカーボンサドルで良いんじゃない?
まあ、これは実際に試すしか無いが。今のところ、まずまず満足という感じだ。

先月号のバイシクルクラブの冒頭に、64000円のカーボンサドルが載っていたが、さすがにそっちの方が乗り心地が良さそうな形状だ。しかも98g。買える商品では無い。


carbon-saddle-1.jpg
Aliexpressで18ドルで買ったオールカーボンサドル。112gだ。レールには、SELLE SUPER LOGICとあるが、SELLEにそんな商品は無さそうなので、コピー品というわけではなさそうだ。単にそんな名前を付けてみたということだろうか。

carbon-saddle-2.jpg
わかりにくいが、レール部分の断面が真円ではなく、縦長の形状で、角ばっている。これで固定できるの?と不安になったが、結果OKだった。ここは、パイプではなく、芯詰まりなのかも知れない。

carbon-saddle-3.jpg
レールを固定する部分のアップ。通販サイトの写真では、もっと綺麗な形状なのだが、実物は、粘土を手で盛りつけたような格好で、ちょっと不細工。でも強度はそこそこありそうで、そんなに悪くない。

さて、このサドルの前に注文したBXTのカーボンフレームは、メーカーから発送後、空港にまで向かうことなく戻ってしまったらしい。台風で伝票が濡れてしまい、コードがスキャンできなくなったとの事で、この後どうなるのか?送りなおすという事だったが、トラッキングは、発送キャンセルとだけなっていて、その後の進展が無い。なんかあと1か月くらいはかかりそうな気配である。

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たかにぃ

一般にフルカーボンサドルのレールは楕円で、本当はその形状にあったクランプ(例えばスペシャライズドのAnodize Pave Clamp http://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g2812-9050/)でシートポストに付けます。金属レール用のクランプで締めるときは締付トルクを絶対に越えないよう注意が必要です。
by たかにぃ (2018-09-26 15:49) 

Hiro

情報、ありがとうございます。カーボンサドルとはそういうものなんですね。
by Hiro (2018-09-28 23:16) 

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