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久しぶりにBIKE24でお買い物 [日常]

そろそろ無理も利かなくなってきたので、乗り心地の良い手組みホイールでも組んでみるかと、材料を探してみたのだが、国内にはリムが品薄な様で、困ったときのBIKE24をのぞいてみたら、DT SwissのRR411がそこそこの値段で売っていたので、しばらく迷った挙句に注文した。本当はマビックのオープンプロが良かったのだが、BIKE24では日本に出荷できないらしく、国内では品薄だし、高価だし、11Sで組めるか自信が無かったので、安易にも非対称リムのあるRR411に流れてしまった。前後合わせて100ユーロくらいなので、国内よりは割安だ。しかし、送料が20ユーロくらいかかるので、合わせ買いをしないともったいない。で、ドイツのサイトなので、ドイツ製品がお買い得というわけで、コンチネンタルのGP5000STRを合わせ買いした。なんとこっちの方がリムよりも高い。うーん。まあ、国内では品薄で入手が難しいし、高価だから仕方がない。BIKE24では比較的在庫は豊富だが、サイズに制限がある。本当は28㎜あたりを試したかったのだが、在庫のある25㎜で我慢した。これはRR411にはかせるのではなく、キシエリのGP5000TLと交換の予定だ。何も円安のこの時期に海外通販を使わなくてもとも思ったのだが、なんと円安はさらに進むという話なので、むしろ今は買い時なのかも知れない。
ハブは105で組むことを前提にしていたので、32Hを選択した。これも36Hにしたかったのだが、RR411には36Hが無い。シマノ製品もBIKE24では購入できないので、ハブはamazonで注文したが、やはり品薄で、フロントハブがいつになるかわからない状態だ。まあ、今回はのんびり進める予定だ。ハブは前後で1万円を切る。あとはスポークだが、これは現物を採寸してから決める必要があることをこれまでに学習している。ゆるゆるに張る予定だし、雨の日は乗らないので、中華のスチールの安物スポークでも良いかなあと思っている。
さてさてどうなるか。

2022/5/4 追記
トラッキングがなかなか更新されなかったが、ようやく昨日日本に着き、今日配達された。消費税は1600円+手数料200円だった。荷物にトラブルは無く、箱はきれいだった。さすが、ジャーマンな雑な荷造りだったが、特に問題も無く(多分)、リムとタイヤがでかい箱から出てきた。早速リムの重量を測定したところ、対称リムは422g、非対称リムは450gだった。まあ、こんなもんでしょ。GP5000STRは、なんとさすがの箱入り品で、一本重量を測ったら250gだった。触った感触は発泡性のゴムという感じで何やら柔らかい印象。GP5000TLの重量は覚えていないが、持った感じが重い印象だったのを覚えている。それに比べれば軽い感じ(いい加減)。最近はこういった細かいスペックがあまり気にならなくなって来た。
さて、これから付属のDT Swiss純正のワッシャー込みでリムの有効径を測定し、スポーク長の計算、発注をしないといけないので、ホイールが完成するのはしばらく後だ。ちなみに、アルミニップルも付属して来たが、そんなに精度の高いものでは無さそうなので、今回は真鍮のニップルを使う予定だ。GW中に楽しめそうなのが、GP5000STRだが、GP5000TLを外した後のシーラントのお掃除が結構大変なので、これも数日かかるかも知れない。まあ、暇なので問題無いが。
RR411の内径は592mm(くらい)、ワッシャー込みでリムの厚みを測定すると5mmので、ERDは602mmとなるが、リムを見ると、ワッシャー込みのERDが601mmとあった。おそらく、ひん曲がった純正ワッシャーはニップルを締めこむと変形して、0.5mmくらいつぶれると思うので、どうもERDは601mmが正解なのだと思われる。しかし、付属のアルミニップルは、星スポークの真鍮ニップルよりも3mmほど長くリム内部に突き出すので、このニップルを使うなら、スポークのねじの有効長を考えて、スポークは1-2mmほど長めの方が良さそうだ。なお、付属のアルミニップルには、ゆるみ止めが仕込まれており、なかなか魅力的だが、マイナスドライバーでは回せないので、組み立てには専用のドライバーが必要そうだ。さてどうしようかな。
非対称リムだが、幅22mmに対し、右14mm、左8mmなので、オフセット量は3mmとなる。大体だが。
で、スポーク長計算サイトで計算したら、フロント、リアともに、292mmと294mmがあれば何とかなりそうという事になった。結局、非対称リムなど、数値が多少変わっても、このくらいの長さになるのだが。で、びっくりなのだが、294mmのスポークが品薄な様で、売ってない。星スポークはモノタロウが割安なので、いつもそこで買うのだが、モノタロウにも294mmのSBスポークが無い。どこかのブログにもスポークが品薄と書いてあった。というわけで、294mmはいつになるかわからないので、なぜか品揃えがある奇数長の293mmと295mmに変更して発注した。実際に組むと短めの事が多いので、ちょっと長目が良さそうなのと、長すぎたらアルミニップルを使う手もあるので。

2022/5/5 追記
さて、GWももうすぐ終わりということで、何とかGP5000STRを試したいと、昨夜タイヤの付け替えを強行した。まず、GP5000TLを外すわけだが、シーラントを抜こうとバルブコアを外してシリンジで抜き取ったが、出てきたのはわずかな透明な液体だけだった。シーラントを入れたのが2020年6月でほぼ2年経っている。途中つぎ足しをしたようなしなかったような。ネットでは半年に一度やれとか書いてあったような。最近、空気の抜けがほとんど無く、パンクもしないので安心していたが、やばい状態だった。タイヤの減りはまだまだ大丈夫なレベルで、現在2台のロードバイクを交互に週末に乗る頻度なので、この使い方だと、2年くらいもってしまうようだ。カーボンファイバーが剥がれてきているので、コンパウンドの経年劣化は進んでいる。さて、キシエリと相性の悪いGP5000TLだが、またまたタイヤレバーを駆使して外した。無くなったシーラントのラテックスは全部タイヤの裏側でゴムの被膜になっていた。ビードの部分でもかなり固まっていた。リム側のラテックスは簡単に剥がれるので掃除は大変では無かったが、タイヤ側のラテックスは完全にはがすのは無理な感じで、ビードにかなり残っているので、再利用は難しそうだ。で、GP5000STRを装着するわけだが、TLよりはちょっとだけ楽な感じがした。しかし、タイヤレバーが折れそうなほどグリグリしないとはまらないのは同様で、ビードクリームとシュワルベのタイヤレバーは必須だ。そのかわり、ビードはなんの工夫も無く簡単に上がるのも同じだ。6bar入れて一晩おいて4barまで落ちたが、最初はまあこんなもんでしょ。
ちなみに、2年前のTLはProbikekitで購入し、箱無しバルク品で紐でくくられた状態で届き、ほどいた後も折りたたまれた癖が直らなかったが、今回のSTRは、BIKE24で購入した箱入りで、タイヤは紐でくくられておらず、開くときれいに丸く戻った。このおかげか、グリグリはめたにもかかわらず、一発でよじれも無くきれいに収まった。海外通販で買ったシュワルベのマラソンも折りたたんだ癖が残ったタイヤのよじれがどうしても取れないことがあった(いや、マラソンはワイヤービードだったかな?いずれにしてもひん曲がっていて、装着後よじれた)。硬いタイヤだと、結構、このタイヤの折り目は重要なのかも知れない。
そういえば、転がり抵抗の測定では、5000STRよりもチューブドのGP5000の方が良いという事で、重さもラテックスチューブなら同じくらいなので、手間を考えたらクリンチャーGP5000が最強かも知れない。

さらに追記
早速Xeliusでツールドつくばのコースを走ってみた。試しに行っただけで、タイムアタックするつもりは無かったのだが、あまりにも軽快に回るので途中から本気になり、あっさりベストタイムを出してしまった。私のような貧脚では、機材の影響がモロにでるので、このご機嫌な結果はおそらくタイヤの具合が良いという事なのだろう。しかし、お尻は痛い様に思う。さて、乗り心地をとるかタイムをとるか。まあ、ともかくこのダレた体でベストタイムが出たので、今日はご機嫌である。

ちなみに、工事していた不動峠の看板は、立派な石の置物に変わったが、休憩所と書いてある割に、ベンチも何もない。これから作るのだろうか。それともこれで終わり?

Fudou2022.jpg

2022/5/9
さて、モノタロウが早めに出荷してくれたので、金曜日にスポークが届いた。じゃあ、GW中にホイール組みますかってんで、早速取りかかったが、久しぶりの作業でちょっと戸惑い、かなり時間がかかってしまった。なんとか土曜日に仕上げ、日曜日には早速試走してきた。いきなりヒルクライムでダウンヒルの高速でスポークが飛んでもいやなので、平地の霞ヶ浦へと行ってきた。前輪は90kgf、後輪はフリー側100、反フリー側50kgfになった。非対称リムの割に、あんまり効果が無いような気もする。すべて3クロス(6本取り)のイタリアンである。乗り心地重視なのでゆるゆるなのだが、さすがに後輪の反フリー側が緩すぎる。しかし、スポーク長の関係で、フリー側をこれ以上締め込むのがちょっと危険なので、とりあえずこれで完成とした。で、Logicに履かせて乗ってみたら、確かに緩い。これまでがレーシング3だったので、まあ当然と言えば当然だが。もっさり感が強烈で、これをずっと漕ぐの?という第一印象だった。感覚的に、幅10cmくらいのタイヤを履いている感じ。しかし、実際には決して激重ではないので、頑張って漕げばそれなりにスピードにも乗るし、坂も登る。お尻にはかなり優しい感じなのだが、サスペンションがある訳では無いので、まあ限定的だ。そんな感じで霞ヶ浦からの帰り、いつもセグメントでタイムトライアルをしてみた。及第点の走りができれば上々という気持ちだったのだが、そこそこの追い風もあり、よっこらしょと漕ぎ出したのだが、これがスピードに乗る乗る。40km/h以上の維持がそれほど苦しくない。単に印象だけなのだが、柔らかいホイールが良い感じに路面の凹凸を吸収し、駆動力に無駄が生じないという感じだろうか。ガチガチに硬くて軽いホイールじゃ無いとスピードが出ないというというわけでも無さそうだ。で、結局自己記録歴代7位の好タイムをマークした。上位の1-3位くらいは、台風並の猛烈な追い風の中での記録なので、実感としてはほぼベスト記録に近い。つまり、平地なら、決して遅いホイールでは無い感じだ。しかし、重さは別の問題だ。前後で1.9kg近くあるので、ヒルクライムでは確実に負荷になる。もっとも、一番重いのはハブなので、慣性モーメントへの寄与は大きくないはずだ。

Logic-RR411.jpg

途中、少しダンシングしたら、後輪がブラブラしたので、さすがに少しテンションを上げなければと思っていたら、ヨンロク組みの話を思い出した。で、手持ちのスポークにちょうど283mmがあったので、急遽後輪をヨンロク組みに変更した。変更と言っても結局スポークが抜けないし挿せないので、一旦分解し再度組み直しした。これが終わったのが昨日の深夜。一応、ヨンロク組みで120/60 kgfくらいに調整した。テンションのバランス的にはあんまりヨンロク組みのメリットを感じないが、これくらいなら一応及第点だと思われる。おそらく、最低でも平均で90kgfくらいでホイールを引けという事なのだと思うので。フロントももう少しテンション上げたい感じがする。乗り心地への寄与は大きくないので。

2022/5/15 追記
テンションを上げたホイールで試乗して来た。結果、ただの重たいレーシング3になった感じだった。渋かったハブもグリスアップ・玉当たり調整し、かなりスムーズに動くようにした。おかげで、ダルダルな印象は無くなり、まあまあ良い感じになったのだが、実際に重いのはどうしようもない。一方、魔法の様な乗り心地は無くなり、かなりかっちりした。非常に荒れた舗装路を走れば、振動吸収を実感できるが、通常の走行ではレーシング3との差をあまり感じない。
さて、ハブがしっかりしていることもあり、安定感はなかなかよろしい。一度速度に乗ってしまえば維持も楽だが、やはりレーシング3の性能に勝るものでは無い。ハブやスポークを軽量化すれば、少しはマシになりそうだが、そうやって完組ホイールなみの性能を目指すのなら、完組ホイールを使えば良いので、本末転倒だ。手組らしさを堪能するには、テンションを微調整して自分の好みにあうレベルを探す必要があるのかもしれない。
RR411は、チューブレスレディーリムである。すでにリムテープはパナレーサーのチューブレステープを貼ってある。チューブドのGP5000を履かせたのは、リムテープをなじませるためだ。次はイクシオンを履かせて、乗り心地アップを図る予定なのだが、さて、どうするか。

2022/5/21 手組ホイール、予想外に速かった
雨が降るというので、ささっとつつじが丘まで行ってきた。まあ、結局帰りに少し降られたのだが。いつもの通り、ツールドつくばのコースでタイムアタックしたのだが、これが意外にも速かった。前回、Xeliusにキシエリ+GP5000STRで出したタイムよりも、今回Logicに手組RR411+GP5000(ラテックスチューブ)の方が1分ほど速かった。もちろん、今回の方が気合が入っているのだが、1分のタイム差は機材が劣悪では絶対に出せないので、手組も悪くないという事になる。実際、漕いでいると意外にもクルクル回り、スピードに乗るのがわかった。実際に重い鉄下駄ホイールだし、クロモリフレームも重いのだが、やはりヒルクライムではリムの軽さが威力を発揮するようだ。手組でヒルクライムは厳しいかと思っていたのだが、意外にもそれほど悪くないようだ。下りのダウンヒルも良い。振動吸収性が良いので、路面追従性が良く、車体が安定してコントロールが楽だ。
手組みは、その気になれば軽量のホイールにもできるので、ヒルクライムスペシャルを手組で組むというのも頷ける。105のハブも重いが、良い感じに回る気がした。手で回すと重いのだが、負荷がかかった状態での回転が良い感じがする。
いずれにしても、手組みホイールも悪くなさそうなので、しばらく楽しんでみる予定だ。

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