そりゃあもう揺れました

丁度、新しい機器の操作説明の最中だった。地震はやってきた。
最初、機器の保護を考えたが、すぐに外に飛び出した。関東大震災では、非常に長い間揺れたと聞いているが、今回の地震も長かった。しかし、長かったおかげで、比較的冷静に状況を判断できたように思う。
いずれにしても、研究所は完全に機能を停止した。停電となったが、火災等の危険があるため、準備無しに復電もできない。これは長引きそうである。特に、多くのPCが停電でクラッシュしたと思われる。私のPCには無停電電源がついているが、私がPCのところに駆けつけた時には、すでにバッテリー切れで切れるところであった。
こういうときに、ノートPCは強い。幸い、私のノートPCは無事であった。
しかし停電し、外に放り出されると、情報源が無い。ウォークマンに内蔵のFMラジオで地震情報を聞いた。まさか、震源地が宮城県とは思わなかった。震源がそれだけ遠くて、この揺れという事は、震源地付近は恐ろしい状況だろうと思った。研究所では、安否確認後、もたもたと対応が遅れていた。冬の午後である。もたもたすれば凍えてしまう。帰宅も困難となる。素早い対応が必要だ。

しかし、信号機も消えているとは思わなかった。バックアップ電源は無いのだろうか。大渋滞をじっと我慢し、自宅に帰り、娘の無事を確認後、息子を小学校に迎えに行った。幸いどちらも何とも無かった。最近購入した４２インチのテレビ２台は台にネジで固定してあったので、無事であった。

明日からの作業が大変である。しかもまだ揺れている。