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水族館のような整形外科とムシキング薬局 [日常]

金曜日に帰宅すると娘が不機嫌で、聞くとどうやら部活の練習で突き指をしたという。早速ネットで調べた様で、突き指とは総称であり、実際の症状はそれぞれ異なる、云々、講釈をたれだした。実際に腫れて痛いらしく、土曜日に整形外科に行くことにした。
ネットでつくばの病院を検索したところ、基本的に整形外科は大病院に含まれており、一般開業医としては数がかなり少ないことがわかった。大病院でももちろん良いのだが、だいたい黙って1時間待たされる事が多い。しかも、大病院ではノロウイルスの感染など、患者側のリスクもいたずらに高いので、突き指程度なら、開業医に行くしかない。
で、2件ほどヒットしたのが、ララガーデン付近の医者と豊里の医者で、田舎の方が空いているだろうと考え、ちょっと遠いが豊里の医者まで行ってきた。
予想通り、駐車場にはそこそこ車が停まっていたにもかかわらず、待っている患者はゼロだったらしく、問診票を書いたら、すぐに名前を呼ばれた。すぐにレントゲンを撮り、異常が無いことを確認して、湿布薬のみの処方で終了した。
これといって不満も無いのだが、請求書の初診料がかなり高額だったのが気になった。この初診料ってやつは病院によってかなり違っているように思う。(まあ、明細を出すだけかなりましな方で、行きつけの歯医者では明細など出された事がない。)この病院の入り口付近と奥にかなり本格的な水槽があり、きれいな熱帯魚が飼育されていた。患者のための設置とも思われるが、おそらくは院長の趣味なのだろうとも思う。この立派な設備の費用も料金には含まれているのだろうと想像した。
で、湿布薬を買うために、隣の薬局に向かった。そこには、なぜかカブト虫やクワガタムシの標本が展示されており、捕獲した日時場所等が記されていた。これも主人の趣味なのであろう。薬局と昆虫の標本は、あまり良い取り合わせとは思わないが、最近のムシキングの流行にあやかって、子供をあやす材料としておいてあるのかもしれない。さて、いつもの事だが、薬局では、何があって医者にかかったのか、いつどこで怪我したのか等、ねほりはほり聞かれた。薬剤師は薬剤師で、医者ではない。いろいろ情報を与えても、治療に関するアドバイスをくれるわけではない。一方、細かい事情を聞いても、薬剤師は記録にとっているわけでもないし、処方に活かされるわけでもない。要するに、業務に無関係な世間話としてねほりはほり聞くのである。これはかんべんしてもらいたいといつも思う。そもそも、同じ話はすでに医者で話してきた。世間話にしても2度も同じ話をするのは嫌なのである。さっさと、薬を渡して、使い方を説明しろと言いたい。
ちなみに、飲み合わせ等のチェックはきちんと行った。そこで、喘息の吸入をやっていると、薬剤師に伝えた。薬剤師はその際きちんとメモをとったが、何の注意もなかった。しかし、自宅に帰って湿布薬の注意書きを読んでみると、喘息の発作が起こる危険性があることが明記されていた。こういった注意書きは、他の痛み止めの軟膏でも見たことがある。わざわざ、細かいところを聞いたのだから、この注意書きについて、きちんと指摘すべきだったのではないかと思う。結局のところ、奴らは世間話程度にしか聞いていないか、扱っている薬の注意事項を詳細に記憶しているわけではないと言うことが、図らずも露呈したというところだろう。
で、いつも最後はため息をつきながら、同じ答えになる。つくばはやっぱり田舎だねえ。


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