酔って走る

金曜日の晩に飲み会があったので、木曜日に多めに走っておいた。
さて、予定通り結構好き勝手に飲み、説教をたれるなどし、帰宅した。で、翌朝起きると、昨晩飲んだマッコリがかなり残っており、二日酔いというよりも、通常の酔っぱらい状態であった。
酔っぱらいの特徴として、気が大きくなる。「そういやあ、昨晩は飲み会で走れなかったなあ」などと思い出し、早朝から走ることにした。しかし、そこは酔っぱらいである。走っていてもやはり酔っぱらいだ。へろへろしながら、それでも気が大きくなっているもんだから、結局いつもと同じ距離を走ってしまった。さて、これでアルコールが抜けたかというと、ぜんぜんそんなことはなく、ただ少し気分が悪くなっただけであった。
まあ、ここまでは良かったのだが、その後、家族でお買い物のついでにABCマートに寄り、新しいジョギングシューズを買ってしまったのがいけなかった。はやく試してみたくなってしまったのだ。これまた夕方から早々にビールなどたしなんだ後、夜に再度ジョギングに出発してしまった。いつも通りのコースの帰り道、どうも右足に力が入らない。というか、時々右足の踏ん張りが効かなくなって、くちゃっと崩れ落ちてしまいそうになるのだ。まあ、要するに運動不足のおっさんがいきなり走り出したもんだから、足のすじを痛めたのだろう。重いし。で、これ以降、体調が悪化してしまい、急に走る元気が無くなってしまった。
結局日曜日は一切走ることなく過ぎ、月曜日は仕事で帰りが深夜になり、走れず、そして今日に至るわけだ。今晩こそは再度走らないと、新しく買った靴が無駄になってしまう。
そう、もうすぐ梅雨入りだ。いともたやすく挫折する季節である。

で、教訓。飲んだら走るな。走るなら飲むな。いや、ほんとやばい気がする。