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escape RX2 のBBを拾い物の100mmに変更して、ナイス!(いろいろ勘違いを追記) [日常]

escape RX2 (2015)は、28Cのスリックを履いた状態で販売されており、どう見ても街乗りを想定しているとしか思えないが、まあ当然の事ながらコンポーネントはMTB用で、フロントのチェーンリングは3枚の構成になっている。しかも、見た感じだが、どうもチェーンがストレートになるラインはかなりインナー寄りな感じで、アウター・ローにすると、かなりチェーンがよじれる感じになる。一方、純正のリアスプロケットは、街乗りとは思えないほどワイドレンジが着いており、激坂でも無い限り、アウター1枚でどうにかなる感じだ。よほどの坂に出くわしてもセンターでどうにかなるレベルで、インナーを使う事は、まずあり得ない。つまり、ギア比的には、アウター一枚でカバーできる構成なのに、チェーンラインがそこに合っていないため、アウター一枚では使えず、街乗り用としては非常に使いにくいわけだ。
もともと付いているBBはTH 7420STという型番の122.5mmの物で、これを短くして、フロントスプロケット全体を内側に寄せれば、常用するギアでのチェーンのラインがより適正化されて、ずっと具合が良くなるはずだ。さてしかし、BBを何ミリにすれば良いのか、いろいろ計算しては迷っていた。(BBの交換はそこそこ面倒なので)そんなところに、先日の拾い物である。RDの他にもサビだらけになったBBもあった。長さは100mm。Escapeに付けると22.5mmも短くなるので、片側11.25mmとなり、これはフロントの板の間隔を超えてしまうので、チェーンリング1枚分以上内側に寄る事になる。さすがに短すぎかと思ったが、まあ、拾い物なので、試しに付けてみるのも面白いと言うことで、交換してみた。
ちなみに、もともと付いていたBBは、購入時、締め付け不足でゆるんでトラブルになったBBだが、その後は問題無く使えていた物だ。しかし、それを外してみると、何と完全にグリス切れを起こしており、中のベアリングの球が変形したらしく、カクカクと回る状態になっていた。拾い物のBBはshimano製で、サビだらけになっても中はちゃんとグリスが満たされた感じで、スムーズに回る。さすが、シマノである。こうなると、拾い物BBで何とか動かしたいのだが、実際に仮付けしてみると、インナーのチェーンリングがフレームに当たってしまい、クランクが回らない事がわかった。さすがに100mmは短すぎるようだ。しかし、このままあきらめるのも何なので、インナー1枚を外してみた。インナーが無ければフレームに干渉する事もなく、問題無く回る。と言うわけで、とりあえず、インナー無しで組み上げた。リアスプロケットも、購入時のワイドレシオに戻した。フロントディレイラーをちょっとだけ調整し、左シフターでインナーに合わせると、センターのチェーンリングに、センターに合わせるとアウターのチェーンリングになるようにして、問題無く変速できる様になった。シフターをアウターに合わせようとすると、チェーンがチェーンカバーに当たって動かないので、チェーンが外れる心配はあまりない。(力一杯やれば、カバーをへし折りそうだが)
で、この状態で走ると、非常に快適である。この状態では、チェーンラインはアウターリングに最適化した状態となり、1-9Sどこでも問題無く回る。リアはワイドレシオのスプロケットなので、そこそこの坂でも全く問題無い。センターも使えるので、超急勾配もOKである。一応、インナーの板を外したので、若干の軽量化も果たした。まあ、スプロケットは重くなったが。
さすがに拾い物で長く乗り続けるのも何なので、インナーが付けられる程度の長さの、もう少し高級なシマノのBBを買おうかと思っている。拾い物は、左側がプラスチックのかなり安価なBBで、サビサビなので。それにしても、多くのクロスバイクユーザーにとって、どう考えてもフロント3枚は不要だと思う。何とかならないのだろうか。
しかし、GIANTはフリーホイールとかBBとか、気がつきにくいところにひどい部品を使ってくる。BBは入手が容易なので、交換可能だが、フリーボディの入手はなかなか難しい。困った事だが、まあ安いのには理由があるという事だろう。でも最近はそんなに安いという訳でもないとも思うが。

ちなみに、昨日ステムを90mmから130mmに交換した。ちょっと足りないかとも思ったが、そんな事はなく、かなり気持ちの良い位置にハンドルが移動した。レスポンスも鈍くなり、高速安定性が増した。通勤スペシャルとしては、なかなかの仕上がりになってきた。これで当面ドロップハンドル化は無しとしたい。

(2016.2.3 いい加減だった数値等修正)
いろいろ思い悩んだあげく、Amazonで安かった110mmのBBを注文した。週末に交換予定である。これなら、ぎりぎりインナーチェーンリングを付けられる。(おそらく使う事は無いが。)また、リアスプロケットをワイドレシオにすれば、アウター1枚でOKだが、クロスレシオになれた身には、ワイドレシオはやはり使いにくい。特に常用域が2枚程度になってしまい、何とも融通が利かない。やはりクロスレシオに戻したい。そうなると、フロントはセンター中心になるので、フロントスプロケットは、今よりも若干アウター側に移動したい。というわけで、110mmの選択となった。あとは、試してみるのみだ。

(2016.2.7)
BBが届いた。箱には確かに110mmとある。しかし、中を見て不吉な予感。そう、見た感じ拾ったBBと同じ長さの気がしたのだ。気を取り直して交換作業に取りかかったが、拾い物BBを外して見て、がっくり来た。そう、110mmと書いてあったのだ。確か100mmと書いてあった気がしたのだが。と言うわけで、同じ長さのBBを買ってしまった事になる。まあ、グレードは1つ上だし、錆びてもいないので、交換する価値はあるが、フロントの外したインナーチェーンリングは装着できず、外したままである。そういえば、フロントスプロケットの位置の変化が100mmの割には少なかったし、そもそもシマノのBBに100mmの物は見当たらないので、そんな製品は存在しないのだろう。
で、新品の110mmのBBにして、前回購入時のワイドレシオ(11-32T)に戻したリアスプロケットを、お気に入りのクロスレシオ(12-23T)に再度変更した。やっぱりクロスレシオは具合が良い。しかし、こうなるとフロントアウターでは上り坂がきつい。センターで丁度良い感じになる(そう計算して購入したスプロケット)。で、フロントセンターで使うには、BB110mmではちょっと短いのだ。うーん。2000円もしたので、また購入というのも気が重い。しばらく110mmで楽しんで、いよいよとなったら、少し長い物を買うか。いや、12-28Tくらいのスプロケットを買って、アウター1枚で頑張るか。
ちなみに、Escape RX2にMTBのコンポーネントが付いているのをいかがなものかと上で偉そうに講釈したが、GIANTのwebページを見てみたら、RX1なら、ちゃんとロード用のコンポが付いていた。フラットバーロードが好きな人は、RX1を買えば良いのだろう。Escape RX2を買った時は、RX1との違いも良くわからなかった。一応、RX1も候補だったのだが、確か色が嫌いでボツにした様な気もする。2016モデルは、シートポストも良くなって、値下げしているし、RX1はなかなか魅力的な気もする。(相変わらず色は好きじゃないし、クロスバイクに10万円出すかは微妙だが)

以上、久しぶりに元気な週末なのだが、BBの長さを勘違いして、ちょっとブルーになったが、気を取り直して、10年以上前の自動車用のエンジンオイルの残りを引っ張り出し、チェーンオイルとして使って見たり(粘性が丁度よさそう)、Defy のビンディングペダルをフラットペダルに換えて、気軽に街乗りしてみたりと、ちょっと趣向を変えて楽しんでみた。冬の防寒で結構面倒なのが、ビンディングシューズで、カバーを付けないと、足がキンキンに冷えてしんどい。しかし、もっと寒い朝でも、通勤では何とも無い。通勤では普通にフラットペダルに、スニーカーだからだ。で、どうせ寒くてなかなか乗れないなら、ロードバイクもフラットペダルにして、スニーカーで乗れば、多少ましかもってわけだ。で、実際気軽に乗れるようになり、久しぶりに街にこぎ出したという訳だ。
ついでに、数年前ゼビオの売れ残り品のペダルを100円で買った物があったのだが、買った時からガリガリのベアリングだった物を、この機会に調整しようと言うわけで、分解してグリスアップし直した。しかし、どうしても玉押し調整のナットがうまく締められない。10mmの肉薄のソケットが必要なのだ。シマノの専用工具は4000円以上するらしく、皆さんダイソーのソケットを改造して使っていたりするようだ。仕方が無いので、ややゆるめだが、そう簡単にはゆるまない程度にラジペンで締め付け、今回は良しとした。どうせベアリングの球が錆びて変形してるので、ガリガリだし。ベアリングの球も買っておくと、楽しいかも知れない。自転車整備もなかなか楽しめる。



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