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暖かい週末、でも元気出ず [日常]

激寒の北海道大学への出張から戻り、週末には一気に20℃越えとなり、まさにサイクリング日和となったが、北海道での疲れが抜けきれないのか、いきなりの温度差に体がおかしくなったのか、ロードバイクで走る元気が出ず、単に整備だけを行った週末だった。
Defy advanced2 (2015)には、セラのHELLのサドルが付けてある。例のおしりの格好に合わせたサドルで、いろいろ考えて、1万円越えのHELLを選んだのだが、どうもこれはレース仕様に近いようで、クッションは入っているもののあまり柔らかく無い。10km程度なら、何とも無いが、20-30km走ると、おしり周りにしびれが出る。通勤スペシャルに使っているのは、同じセラのTRPで、こちらは街乗り用の幅広タイプで乗り心地は良いし、しびれも出ないのだが、格好悪い。多くの人が、TRPでは内ももが当たって、ロードバイクに使えないというが、実は私は特に不具合も無く、普通に漕げるので、こちらの方が良いのだ。問題は格好の悪さなのだが、しびれるのに比べれば、やはり快適に乗れた方が良いので、付け替える事にした。で、通勤スペシャルから外して見てみると、いつの間にか老朽化していたようで、多くの箇所が剥がれてしまっていた。雨ざらしにしたのがいけなかったのかも知れない。そのまま使うのも何なので、セメダインスーパーXGで補修を試みた。かなり良い具合にくっついたが、一部うまく着かない部分もあるようなので、さらにアサヒペンのパワーテープというのを買って来て、目立たない部分を補強した。このテープ、なかなかの接着力で、気に入った。これで、ロードバイクのサドルは快適になったわけだが、通勤スペシャルのサドルを着けなければならない。これは、先日サイクルベースあさひで衝動買いしたサドルを着けた。これも短距離なら問題無いサドルなのだが、20kmくらい乗ると、おしりが痛くなる。セラと異なり、平らなクッション入りのサドルなので、おしりの骨が突き刺さる感じで、まあ仕方が無い。このサドルは防水でも無いので、雨ざらしにすると、サドルが水を吸ってしまい、雨上がりにはズボンのおしりが濡れるサドルだ。あんまり好ましく無い。CS3200に使っていた、VELOのPLUSHが、ぼろぼろになった状態で置いてあったのだが、こちらの方が乗り心地はましだ。と言うわけで、ぼろぼろになったPLUSHをパワーテープで補修してみた。見栄えは最悪だが、防水性は改善された様に思う。ちょっと使ってみるかという感じだ。
ここまでやって、最後に通勤スペシャルのキックスタンドがストレスになっている事を思いだした。GIANTの純正のスタンドを着けているのだが、このスタンド、バネの力が弱いのか、それとも重いのか、ちょっと荒れた路面を通ると、バーが上下に揺れて派手な音を立てる。このスタンドのがたつき音がストレスなのだ。自転車からの音は、故障の早期発見等につながるので、常に気にしている。チェーンの音だけを聞きながら、静かに走るのが理想である。しかし、このキックスタンドが派手な音を出すため、いらつくのだ。そもそもこんなやかましいスタンドはこれまで出会った事が無い。私に言わせれば、不良品だ。しかし、このがたつき音以外には機能上不良箇所は無いので、クレームを付けるのもはばかられる。というわけで、仕方なく、別のキックスタンドを探してみた。GIANT純正のスタンドは、クイックリリースで固定するタイプのため、まあ格好良いと言えば格好良いが、タイヤの着け外しの際に、面倒な作業が増える事になる。これなら、古いタイプのフレームに固定するスタンドの方がマシだ。amazonで探したら、AKI WORLD 3D SIDE STANDというのが見つかった。1500円くらいなので、衝動買いした。このスタンドが静かなのかどうかわからないが、静かであることを期待したい。
と、こんな事をしていたら、暖かい週末はあっという間に終了した。
(2016.2.18追記)
翌々日、無事AKI WORLD 3D SIDE STANDが届いたので、早速取り付けてみた。純正スタンドに比べると、かなりヤワな感じで、自転車が多少ぐらつくが、倒れてしまうほどでは無い。重さもかなり軽い。機構は従来のキックスタンドと同じなので、多少の悪路でがたつく事は無い。これでがたつき音から解放されると思って、走り出したら、何と盛大ながたつき音が出た。「あれ?」と思って調べると、なんとがたつき音の原因は泥よけであった。泥よけもGIANT純正で、うまくフィットするものだが、これまで何度かトラブっており、着け外しを何度か自分で行っている。その際、タイヤとのクリアランスが不十分だったようで、わずかな路面の凸凹で、泥よけがタイヤをヒットしていたようだ。泥よけは、ステーを通してキックスタンドの付け根につながっているため、よく似たがたつき音を出していた様だ。泥よけの取り付けを調整して、クリアランスを確保し、無事無音の自転車ができあがった。まさに、キックスタンドを無音化したため、泥よけのトラブルに気がついたというわけだ。ちなみに、キックスタンドを一度純正品に戻してみたが、やはりキックスタンドはキックスタンドでがたつき音を発している事を確認した。
さて、AKI WORLD 3D SIDE STANDだが、さすがに安価なだけあって、まあ安っぽい作りである。フレームを挟むところにはちゃんとゴムシートが貼り付けてあり、フレームを傷つける事はなく、しばらく経つとフレームに張り付く様に固定されるため、取り付け部はしっかりしているが、スタンドの棒の付け根が結構ガタがあり、結局自転車がぐらつく。また、どこもグリスアップはされてないので、取り付け前にグリスアップが必要であった。見た目はきれいで悪くない。まあ、金額からすれば、お買い得な商品だろう。後は耐久性がどれくらいかというところだ。ちなみに、GIANT純正のキックスタンドの方がずっと安定して立てておける。しかし、クイックリリースで固定する構造のため、ねじりの力に対する耐性が低く、そのため、キックスタンド上げ下げ用のバネを強くできない事情がある物と思われる。バネを強くできないなら、その分スタンドの棒を軽量化すればよさそうだが、実はこの純正品もかなり安価な製品なので、高価な材料を使うことができないという事なのだろう。
で、静かになったら、ペダル付近からの微かな異音が聞こえて来た。それが何に由来するのかはまだ特定できていない。

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