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新年早々バッテリー上がりで、色々勉強させられた件 [日常]

毎年、一月二日にはホーマックの初売りに行き、干支のぬいぐるみをもらうのが、我が家の決まり事である。今年もいつもの様に出かけようと、車に乗り込んだのだが、嫌な予感通り、エンジンがかからない。バッテリー上がりである。予感はあった。何しろしばらく乗ってなかったのだ。思い出すと、最後に乗ったのは11/24の雪の日だ。それ以降1ヶ月以上乗っていない。いや、11/24まで頻繁に乗っていたのなら一ヶ月のブランクなどどうってことないのだろうが、そもそもほとんど乗っていないところに、1ヶ月以上のブランクなのだ。仕方なく、自転車で行くことになった。それ自体は問題無い。無事にぬいぐるみをゲットした。
困ったのは、自動車のバッテリーだ。せっかくホーマックに行ったので、そこでバッテリーチャージャーを買おうかと思ったのだが、そこで新たな問題にぶつかる。充電器に、「開放型専用」とか、「密閉型」とか書いてあるのだ。開放型とか密閉型とか一体何?昔はそんなの無かったと思うぞ?と言うわけで、ホーマックで買うのをあきらめ、帰宅した。いろいろ調べると、時代は変わっており、モバイルバッテリーでエンジンスタートできるジャンプスターターの存在や、発生した水素ガスと酸素ガスを水に戻す触媒を備えた密閉型バッテリーの存在やその充電方法、一般的な充電電流や急速充電の電流、オルタネーターの充電電流など、知らないことがたくさんあった。で、とりあえず、30年以上も加入していながら、一度も救援をお願いしていなかったJAFに出動してもらう事でとりあえずの対処とし、amazonで5000円以下の充電器をクリックした。JAFは30分で登場して、無事にエンジンをかけてくれた。1時間程度アイドリングしろという事だったが、近所迷惑なので、1時間ほどドライブしてきた。しかし、バッテリー内蔵の比重計は全然良くならない。どうもちゃんとした充電が必要な様だ。
新年のamazonは非常に優秀で、通常の配送でありながら、翌日の昼にはもう充電器が届いた。安物なので、動作はやや不安定だが、2Aの低電流で充電を持続してくれた。待つことほぼ8時間、マニュアル通り、50%程度まで放電したバッテリーがほぼ満タンまで充電され、内蔵の比重計も良好状態を示した。オルタネーターの充電電流はJAFの測定では10Aあったようだが、それは放電状態であった最初の話で、バッテリーがある程度充電されてからは電圧が上がるので、充電電流は下がったと思われる。その状態では、充電器と同様に8時間程度はかけないとフル充電にはならないという事なのだろう。一般のユーザーは1年で1万キロ程度走ると思うので、こんな状態にはならないだろう。我が家もあまり乗らないとは言え、以前は3000キロくらいは走っていたので、これまでバッテリー上がりは経験したことが無かった。しかし、今回バッテリーに交換時の走行距離と交換日付が記入されており、それを見ると、交換は1年前でそれからの走行距離はなんと900kmであった。市街地の平均速度は30km/h程度なので、年間の走行時間は30時間程度という事になると思われる。おそらくその半分は夜間走行で、有益な充電時間はさらに少なくなる。これは、充電時間としては不十分だったということだろう。1年で1000キロ未満の走行距離では、さすがに新品のバッテリーでもやばいという事だろう。しかも、走行しなくても、時々自動ドアを開け閉めしたり、そこそこバッテリーを使う事はしていたので、条件はさらに悪い。しかも、久しぶりのエンジン始動が1/2の早朝という低温の条件で、悪条件が重なったと言える。
30年ぶりのバッテリー上がりで、ドタバタした新年だったが、ジャンプスターターの存在や、密閉型バッテリーや適正充電電流など、いろいろ勉強になったお正月だった。

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