SSブログ

TRP Spyre を1年使っての感想 [日常]

Defy advanced 2 (2015)を型落ちで安く購入して1年以上が経った。はじめてのロードバイクということもあり、当初ブレーキの効きの甘さに閉口し、メタルパッドを使ったりして、このブログにもアップした。当時の結論として、メタルパッドを使えば、制動力は増すが、フィールが悪くなる。逆にレジンパッドを使えば、フィールや異音は無くなり、使用感は非常に良いが、パッドの減りが早い、若干効きが甘い、という結論であった。しかし、実はパッドの交換と同時にローターも換えていたりして、パッド交換の効果についても長期間試したわけでは無かったので、結構いい加減なレポートだったと思う。
で、レジンパッドは異様に早く消耗するため、もう交換時期になり、試しに純正のセミメタルパッドに戻してみた。確かに、当初気になったブレーキの鳴きというか、ローターの穴のところでコロコロと音がするのが気になるのだが、どのパッドも程度は違うが多少はする音なので、今となってはあまり気にならなくなった。また、当初セミメタルパッドは効きが甘いと感じたのだが、握力が上がったのか、ローター側に当たりが出たのか、結構良く効くなあというのが正直なところである。もちろん、フロントはシマノのアイステックのローターに換えているので、その効果もあるのだが、いずれにしても、減りが早くて、ローター周りがひどく汚れるレジンパッドはちょっと遠慮したくなった。
現在、リアにはレジンパッド、フロントが純正セミメタル、予備にレジンパッド2個とセミメタルパッド2個、メタルパッドの使いかけ等、たくさんパッドの在庫があるので、全部使い切りたいと思う。それにしても、当初どうしても効きの甘いブレーキが不満で、油圧ブレーキに換えようと、いろいろパーツを物色していたのだが、結構予算と手間がかかり、それなら油圧ディスクのロードバイクを買い直した方が気が済むのではと思ったり、いろいろ悩んでいる内に、気がつけばブレーキに対する不満があまり無くなり、まあ機械式でも良いかと思うようになってしまった。
今度はクランクが105でない事から、それを105にするかと考えて調べて見たら、アルテグラの方が断然良いという話がネットにあって、じゃあいっそアルテグラのグループセットを海外通販で安く買って、そっくり入れ替えるかとか、いろいろ迷いだした。
結局のところ、やりたいのは、何かを変えたいと言うことなのではないかと思う。ブレーキの効きが甘ければ、強く引けば良い。最初はいらだつが、いつか握力が上がれば、普通に止まれるようになる。そりゃあ油圧の方が楽に止まれるが、油圧にするデメリットもあり、パニックブレーキで前転してしまう可能性もある。効き過ぎるのも危険だ。(下りでのジャックナイフはすでに何度か)軽いフレームが欲しいとも思ったが、自分の体重管理も出来なくて、ばかばかしくなった。ホイールは、軽量化の効果が極めて高く、投資する価値はあるが、それ以外の重さは、まずは自分の体重を何とかしてからだと言う気がする。
カセットも28Tではヒルクライムでケイデンスが上がらないから、32Tに変えたい(そうすると、RDもチェーンも交換)などと思っていたが、脚力が若干上がってくると、それほど深刻でも無くなってきた。
でも、やっぱりどこか変えたいのだ。なぜなら、同じだと飽きるから。この辺は個人差だろうが、同じものに乗り続けるのがつまらない。それがたとえ、世界で最高の自転車だと言われても、どこか変えて見たくなる。乗り手である自分も少しずつかわるのだが、その変化は遅く、目に見えては変わらない。速くするためでも良い、安全にするためでも良い、心地よくするためでも良い。何か改善するためという名目で、変えたいのだ。変えるのが目的なのだと思う。で、それで良いと思うのである。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0