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Defy Advanced 2 (2015)にST-R8020+BR-RS785を装着 [日常]

ケーブル引きのSpyreが装着されていたDefy Advamced 2 (2015)だが、通勤用のクロスバイクのVブレーキに比べてあまりにも効きが悪いので、しばらく前に油圧に変換するConductを装着した。油圧の効きになり、満足したのだが、いくつかの欠点があった。
1.Giantの純正ステムしか使えない。
2.TRP(テクトロ)の製品なので、パーツの入手が難しい。(今はGIANTストアで買えるようだが)
  Shimanoのパーツと基本的に互換性があるようだが、Shimano製品でも型により微妙に異なっており、
  微妙に互換性が無い。重要保安部品だけに、互換性は気になるところだ。
3.ワイヤー引きと油圧を変換するユニットが重い。
4.同ユニットが引っかかって、戻らない事がある。
5.変換ユニットが加わる分だけ、引きが重くなる(はず)。
6.変換ユニットから出てくる油圧ケーブルがシフトケーブルと干渉して、取り回しが面倒。

これらの欠点を取り除くには、単純な話、油圧ディスクブレーキのSTIに交換する必要がある。105グレードの油圧STIは、見た目が格好悪く、気乗りしなかった。デュラは高すぎる。で、ようやくST-R8020が発表されて、これだ!と待っていたのだが、なかなか市場に出てこない。で、先々週あたりから、ようやくamazonに出てきたので、クリックしたというわけだ。なかなか気の利いたパッケージで、油圧ホース、シフトケーブル、じょうごの下に付けるファンネルアダプター、などなど、いろいろな小物がそろっているので、追加で必要なのは、じょうごと注射器くらいだ。装着のやり方はシマノのディーラーマニュアルを読めばだいたい書いてある。
問題は、フレームを支える台だ。メンテナンス用のラックを持っていれば問題無いが、滅多に使わない物に出費するのは痛い。しかし、ホイールを付けたままでは作業が非常にやりにくい。そこで、M8の長いボルトと、1X4の廃材等を利用して、ホイールの代わりになる架台を作製した。これを前輪、後輪の代わりに装着し、さらにそれらを連結する事で、フレームを固定した。これで作業はスムーズに行える。
まずはConductのブレーキシステムの取り外しとフレーム内のラインの確保、新しいブレークホースの挿入、長さ調整、シフトケーブルの取り外しとフレーム内のラインの確保、ライナーの新調、等やることは意外に多い。結局旧システムを取り外すだけで、半日かかり、R8020の装着で夕方までかかった。で、エア抜きをやっている途中で雨が降り出し、大慌てで玄関に退避し、続きは狭い玄関で行った。すべてが終了したのは、もう真っ暗になってからだ。隠しテープを使わずに、たすき掛けでやるバーテープの巻き方もYoutubeで勉強した通り、何とかできた。(バーテープは中国製の160円のやつ。中国臭がする)FDのワイヤー調整がまだ終わっていないが、とりあえず乗れる状態まで行った。雨が止んだので、近所を少し走って来た。特に問題は無い。おそらく、105のFDとSTIに互換性が無いと思われ、若干違和感があるが、別に変速できない訳ではない。次回のシフトワイヤー交換の時期にFDをFD-R8000に交換しようかと思っている。ケーブルアジャスターがいらなくなるので、アウターの取り回しが楽になる。
これで、念願の油圧STIになったので、来週はどこかに行こうかと思ったのだが、どうやら天気が悪いらしい。長距離テストはまだ先になりそうだ。

R8020-right.jpg

2018.2.22 追記
結局先週末は良く晴れたが、風邪でダウンして走れず、まだまともな試走は行っていないが、この機会にさすがにみすぼらしいバーテープを840円の高級品(しかも白)に変更し、少し満足した。町内一周の試運転では、105とは格別のシフトフィールを見せ、さすがアルテグラと感心した。STI以外は105のメカなのだが。やはり、基本的にディレイラーは引き量と移動量の比率が決まれば、そんなに大きな差が生まれる訳もなく、シフトフィールを大きく担っているのは、シフターであると思われる。気になっていたが、後輪のブレーキホースがフレームに入るところがただの穴なので、そこにラバーのカバーをつけてみた。これでホースの側面が痛むのを抑える事ができるはずだ。最終的に、サドルバッグをつけた状態で、重量は9kg台(だったかな)に収まり、以前よりも少し軽くなった印象があるが、まあ定かでは無い。後は実際に乗ってみないとわからないが、なんと今日は雪。週末も寒そうだ。結局、週末は室内保管用のバイクスタンドの製作になりそうな気もする。

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