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エスケープRX2をとうとうドロップハンドル化(あっけなかった) [日常]

いきなりpart1で恐縮だが、まだパーツがそろってないので、しばらく続く予定だ。
Defyに念願のアルテSTIを導入したので、105のSTIが1セット余った。こうなることは当然わかっていたので、この日に備えて、いろいろ準備をしていた。Defyは、クランクを165mmに変更したので、クランクセットが余っており、これはすでにエスケープに移植済みである。また、現在エスケープはWH-RS21を履いており、これは11s対応ホイールだ。Defyはヒルクライム用に11-32Tのスプロケットに変更ずみで、11-28のスプロケットとSSのRDが余っている。そして先週、エスケープのFDをSORAのロード用に変更済みだ。
つまり、今回105のSTIが余ったことで、エスケープのドロップハンドル化のパーツがほぼそろった事になる。あと必要なのは、ドロップハンドルと、STI用ブレーキケーブルとインラインアジャスタ、11s用チェーンだけだ。ブレーキケーブルとアジャスタ、チェーンは、通販で発注し、明日納品予定である。ドロップハンドルは、いろいろ検討したが、実はGIANTのパーツが安くて(3500円:280g)、品質も安心なので、GIANTストアに注文し、昨日納品された。
というわけで、明日、すべてのパーツがそろう予定である。そろえば、エスケープのドロップハンドル化が可能になる。実はSTIのブレーキ引き量がVブレーキには対応していないので問題なのだが、このために振れ取り台を自作したという経緯もある。つまり、横振れを最小に保てば、ブレーキシューのクリアランスはかなり狭めることが可能で、そうすれば、STIで普通にVブレーキを引けるのではないかと考えている。いよいよだめなら、仕方が無いのでミニVを買おうかと。
最近、フラットバーにはフラットバーの良さがあると再認識しているのだが、ここまで材料がそろうと、いっぺんやってみないと気が済まない。エスケープのヘッドチューブは長くて、ハンドルバーの高さが高すぎるのはもうすでにいやと言うほど体験しており、角度可変のステムを導入済みなので、格好が悪いのを除けば、この問題はクリアできる。それでも、どうもしっくりしたライドポジションが取れそうにないのだが、まあ、こういう遊びが無いと、面白くない。

2018.2.10 追記 (タイトルも変更)
 今日は、比較的暖かかったので、朝からescape Rx2のドロップハンドル化を行った。先週は、Defyにアルテを装着して疲れ果てたが、escapeはワイヤーもフレームの外だし、比較的順調に進み、夕方にはすっかり終わって試乗までできた。Giantのドロップハンドルに、105のSTI,RD、スプロケット(11-28T)、Defyについていた安いクランク、でFDはSORAのままだ。まだ調整は完全では無いが、別に問題無く変速できる。Aceraとは雲泥の差で、変速は非常に心地よい。
さて、問題のVブレーキだが、やはり予想通りトラブルは発生せず、そのままSTIで引ける。一般に、STIでVブレーキは引けないと言われているが、根拠は無い。STIの引き量が少ないためにそう言われるわけだが、それは基本的にブレーキシューのクリアランスで調整可能だ。シューが減ってくれば、調整が必要になるが、アジャスターを入れてあれば、問題無く調整可能だ。アジャスター無しでは、調整ができず、その都度ワイヤーを締め直す必要があり、そうするとワイヤーの劣化が進んで、そのうち切れてしまうので、それをもってSTIでは引けないと言うのかも知れない。もちろん、引き量が少ないので、クリアランスは1mm程度にする必要があるが、このクリアランスは、決して神業的なものでは無い。私は、クイックな反応が好みなので、フラットバーでもかなりクリアランスは狭くしており、そういう意味ではあまり変わっていない。STIとフラットバーのレバーで大きく違うのは、引く力で、STIの方が強いので、ブレーキの効きが良い。ブラケット持ちで、キャリパーブレーキだと、効きが悪いが、Vブレーキではがっつり効く。ちょうど、油圧ディスクブレーキの160mmローターの効き具合に近い感じだ。私はこれくらい効くのが好みなので、完璧な仕上がりである。なぜか、ロードバイクのブレーキは効き過ぎない方が良いという意見が、ネット上に散見されるが、全く理解できない。トラック競技にでも出るためのバイクならいざ知らず、公道を走る自転車のブレーキは、できれば指一本でロックするほど効いて欲しいところだ。良く効くブレーキを軽い力でコントロールするのは、効かないブレーキを強い力でコントロールするより、圧倒的に楽だし、微調整が容易である。一度油圧ディスクの効きを体験してしまうと、効きの悪いブレーキでスピードを出すのは、本当に怖いと思う。自転車道路でも、歩行者がふらっと車線に入ってくることもあるし、子供が気まぐれな動きをすることもある。いくら気をつけていても、急ブレーキが必要になる事が時々ある。そんなとき、ブラケットで即座にロックするレベルで効くブレーキでなければ、おちおちしていられない。自動車では、効きの甘いブレーキを好む人はいないと思うのだが。
というわけで、通勤スペシャルは完成したのであった。実は、前ブレーキのシューがリムに厳しくて、ガリガリしており、交換しないといけないと思っているのだが。明日は雨かなあ。
escape-RX2-drop.jpg
バーテープは、ブルホーンのものを再利用した。3回くらいまき直した事になるが、なんとかなるものだ。

2018.2.12 追記
昨日は、前輪のブレーキシューを少しマイルドなもの(CBA)に交換して、不動峠に行ってきた。登りは特に早くなるわけでは無いが、気分が良く頑張ったので前回よりも30秒ほど縮まった。それはともかく、STI引きVブレーキなので、下りが問題だ。で、ブレーキのきき具合はというと、ワイヤー引き油圧のコンダクトよりも良好だった。ぐいぐい止まる。アルテの油圧はまだ試していないので、比較できないが、Spyreとは比べものにならないほど効きが良かった。Spyreは、効きが悪いだけで無く、音も大きいし、なぜかパッドの減りも早い。長いダウンヒルでは途中でブレーキの遊びが変わってしまうほどだった。しかし、普通のVブレーキなので、STIで引こうとも、異常な摩耗は無く、安定したブレーキの効きだった。ちょっと不安なのは、Vブレーキの力のかかり方だ。通常、ブレーキはシューやパッドにかかった力が、フレームやフォークに向かってかかり、力を逃がす様な構造になっている。キャリパーブレーキの前輪も、フォークの貫通穴に装着するので、比較的丈夫な造りである。ディスクブレーキも、フォークに向かって力がかかる。しかし、Vブレーキは、Vブレーキの取り付け部分を引き剥がす向きに力がかかる構造になっている。(後輪は逆向きなので問題無い)クロモリフレームなどでは、取り付け台座が溶接されているので、まあ、相当丈夫だと思われるが、なんとエスケープRX2のフォークはカーボン製である(芯の芯までカーボンかどうかは怪しいが)。カーボンファイバーのプリプレグのハリハリ細工のどこかに、Vブレーキ台座を組み込んであるのだろう。そこにぐいぐい力がかかったら、台座が外れないのだろうか?STIでぐいぐい引くという事は、通常のブレーキレバーで引くよりもずっと強く力がかかる状態になり、やばそうな気がする。まあ、最大でもタイヤがロックするまでで、通常のレバーで引いてもSTIで引いてもこれは同じなので、大丈夫なはずであるが、ちょっとだけ気になる。まあ、不安要因はそれくらいである。
ポジションは、どうしてもハンドルが高めになるが、これは通勤用なので前傾は求めていない、というか先日のぎっくり腰以来、腰の負担の少ない姿勢に変えているので、かえって都合が良いくらいだ。クロスバイクのトップチューブは長めなので、ステムは短いものでちょうど良い。というわけで、意外にも快適なバイクに仕上がった。

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