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招待メールが分かりにくくなった [日常]

時々、国際会議での招待講演の依頼メールが来る。真面目な招待メールのほかに、一見招待と見せかけて、実は単に参加者を増やして、参加費を取りたいだけのスパム的招待メールもある。中には、セッションチェアーをしないかと誘って、運営を丸投げしようという手抜きの会議もある。さらにさらに、一見国際会議と見せかけて、実際には何も開催せず、参加費だけをだまし取る詐欺行為も横行しているという。ただ、この手の怪しげなメールは今に始まったことでなく、以前から時々届いていたが、そういうメールは臭いでわかるというか、いかがわしいメールにはそういうパターンがあって、それほど気を使わなくても、自然に排除できていた。そもそも、専門性の高い研究分野であり、そんなに頻繁に招待メールは届かない。しかし、最近はこの手の招待まがいメールが非常に増えた。もちろん、大半がいかがわしいメールなのだが、中にはちゃんと招待してくるメールも紛れていることもあるので、始末が悪い。以前は、メールのパターンですぐに分かったのだが、いかがわしいメールが学習して分かりにくくなったのではなく、まともな招待メールが、いかがわしいメールと見間違うようなものになってしまったという感じがする。以前は、まともなメールはちゃんとテキストベースで、淡々と内容が書かれていたが、最近ではHTMLメールで、画像付きで、何やら派手なフォーマットで書いてあるので、いかがわしいメールと区別がつきにくいのだ。まあ、それでも内容を読めば、判断は可能なのだが、それには派手なメールを真面目に読まなければならない。
というわけで、面倒になると、全部読まずにすっ飛ばすことにしている。当然まともな招待メールには、失礼な塩対応という事になるが、まあ、もう招待講演の数などどうでも良いので、気にしないことにした。しかし、面倒な時代になったものだ。


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