SSブログ

電子決済の多様性にとまどう日々 [日常]

先日、久しぶりに東京に出張した。しばらく使っていなかったSuicaにチャージしようと高田馬場駅の券売機に向かったのだが、Suicaのカードをどこに入れるのかわからない。一歩下がって、券売機を眺め、お椀のようなトレーに置けば良いとわかるのに、20秒くらいかかった。ああ田舎者だとばれるなあと、赤面しながら足早に立ち去った。
スーパーのレジ。セルフだったり、会計だけセルフだったりするが、これも滅多に利用しないので、久しぶりに行くとシステムが変わっていたりする。昨日も、西友でお買い物し、会計をセルフでやったのだが、カード決済を選び、カードの読み込みでうまく行かない。何度やっても読み込み失敗、もう一度やれと出る。で、タイムアウトし、係員が来るまでお待ち下さいのメッセージが出て、ようやくICカードはスライドではなく、下の挿入口から差し込む必要があることがわかった。しかし、時すでに遅し。で、係員が来るのを待ったが、来ない。しばらく待っていると、レジの担当者が気がついて処理してくれた。どうも係員は居ない様で、待つのではなく、レジ担当者に申し出ないといけない様だ。復帰後カードを下から差し込んだら問題無く読み取って終了した。なぜ、通常の方法で無く、スライドさせたかと言うと、スライドの読み取りのレールが赤く塗られて目立っていたのと、西友のレジでは、以前はレジ担当者がカードをスライドさせて読み込んでいたので、この店のシステムはこうするんだなあと思い込んでいたからだ。で、よく見るとスライドレールにICカード以外はここだと小さく書いてあった。
お隣のサンドラッグでもトラブったことがある。ここも会計をセルフでやるが、「2番の端末で会計をおねがいします。」と言われて、2番の機械に向かい、カード決済を選択すると、「1番の端末でカードを読み込ませて下さい」的なメッセージが出た。ありゃりゃ、カード決済は1番の端末でないとできないのか、と途方に暮れていたら、実は2番の端末に付いている1番の読み取り装置でやれと言う意味だった。それに気がつくのにこれもすったもんだした。
コロナで、セルフレジがずいぶん浸透し、どこに行っても機械を相手に操作するようになってきた。現金も使わないし、便利で結構なのだが、その操作方法やメッセージに使われる用語に統一性が無いので、途方に暮れる事が多い。クレジットカードをタッチ式で読み取る店もあったり、WAONでの支払いに事前にボタンで選択が必要だったり無かったり。機械の反応が遅くて、うまく行かなかったり。まあ、一度途方に暮れれば、次は学習して別になんともないのだが、この店ではこの方法、あの店ではあの方法と結構面倒ではある。で、しばらくすると変わっていたり。まだ、対応できないほどには老いぼれてはいないが、あと何年かしたらやばそうな気もする。
自動車の運転の様に、全く初めての機械でも、基本的操作を統一しておいてくれるとスムーズに事が運ぶと思うのだが、どうもそういう気が利かない連中が業界を形成しているようだ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。