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カブト死す [日常]

昨年生まれた卵を育て、立派な成虫が何匹か羽化したのだが、残念ながら7匹くらいのカブト虫が死んでしまった。おそらく、ここしばらくの熱波が原因だろう。
寒い冬をぬくぬくとした玄関の中で飼育されたカブトは、サイズこそ立派に育ったのだが、一つ致命的な過ちを犯してしまった。個室作戦である。大きな幼虫にはそれぞれ個室を与えたのだが、どうもその個室が小さすぎたらしく、角が曲がってしまったオスが何匹もいた。そもそも、こういった変形を防ぐために、個室を用意したのだが、結果的に全くの逆効果であった。飼育のマニュアルを信じたのがいけなかった。
さて、蛹室ができるころになると、玄関も暖かくなり、コバエ等も発生するようになったが、蛹室があるため、マットの掃除ができない状態になった。次第に羽化も始まると、カブト虫自体のにおいもあり、ついに女房から撤去指令が出された。外に出すのは簡単なのだが、雨が降ると、みんな溺死してしまうので、雨のあたらないところに置く必要があった。そこで、我が家で希少な屋外で雨のあたらないところに棚を設置し、飼育ケースを置いたのだが、これが良くなかった。日中直射日光が当たっていたのだ。
間が悪いことに、しばらく仕事が忙しく、休日の間もあまり世話ができなかった。そのため、そのような劣悪な環境で飼育されているとは、しばらく気がつかなかった。一昨日になり、カブト虫がかなり衰弱し、数匹が死んでいることがわかったのだ。実は、まだ羽化していないものも10匹以上いるはずなのだが、そいつらがどうなっているのか、未確認だ。
最後は、ちょっとかわいそうな状態になってしまったものの、80匹程度のカブト虫が羽化し、そのうち60匹程度が放流され、15匹程度は誰かにもらわれていった。(らしい)これから、新たなメスを撮ってきて、残ったオスとの間で卵を産んでもらおうというのが、この後の作戦である。


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