SSブログ

円安に歯止めがかからないと言うけど [日常]

歯止めがかからない:物事の進行を食い止めようとしても食い止めることができない(Weblio)

円安である。1ドル130円の頃に海外通販を利用し、もっと円安になるらしいと書いたが、まさか本当に140円台になるとは思わなかった。さて、それはともかく、NHKのニュースで、「円安に歯止めがかかりません」と言う。さて、誰か歯止めをかけてましたっけ?円安にならない様に手を尽くしたのに、それでも円安が進んだ時、歯止めがかからないというのではないだろうか。同じニュースで、財務大臣にインタビューすると、緊張感をもって注視すると言っており、要するに今のところ何もしない、つまり歯止めはかけないというスタンスに見える。だとすれば、そもそも歯止めはかけていないので、歯止めがかからないという表現はあたらないのではないだろうか。
新型コロナの感染者が増えた時も、NHKは「感染者数増加に歯止めがかかりません」と連呼していた。当時、ワクチンも無く、どうやったら感染を防げるのか良くわからない状況で、つまり、歯止めをかけようがなく、誰も実際歯止めをかけていない状況で、歯止めがかからないと言っていた。この表現は正しくないよなあと思ったものだ。単に状況を強調して、感情的にあおるためとしか思えない。単に事実を示す、「円安が止まりません」「感染者数の増加が止まりません」などで良いとおもうのだが、NHKのニュースの表現としていかがなものか。

まあ、ただそれだけだけど。いよいよ海外通販がつまらなくなっちゃうねえ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感