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ネットニュースの3年A組の最終回が良いという評判はアンチテーゼ? [日常]

ドラマの価値は、そのストーリーの意外性にあると言っても過言ではない。もちろん、意外性はリアリティーの上に構築されなければそもそもドラマでは無い。
3年A組は、そのキャスティングの豪華さから、視聴率は稼いだかも知れないが、ストーリーが本当に面白いのか、ある意味最後まで目が離せなかった。番宣で語られる、最後の意外性に期待していたが、私に言わせれば、意外性のかけらも無い、普通のイブニングニュースの様な結末に、心底がっかりした。永野芽郁を中心に据えたキャスティングも、無駄に終わった感がある。そもそも、2度も屋上から飛び降りる人間の手をつないで助けようとする確率がどれだけあるか。その際、自分も一緒に落ちてしまう危険性を考慮しているのか。リアリティーの欠如と、展開の陳腐さに、ただ豪華キャスティングの陳腐なドラマのエンディングという印象が強く残った。
とにかく、これだけの犯罪に至った動機としては、極めて薄弱であり、これが許されるなら、同様の犯罪を肯定する悪しきドラマとして、後世に名を残す事になるだろうと思った。要するに、主人公の教師が単に無能で、自己中だと言うことだ。生徒は、若気の至りで一時同調するかも知れないが、反面教師として、生涯の教訓にするだろう。


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