SSブログ

BXTでアベレージ28km/h [日常]

BB周りの剛性が足りない感じのBXTだが、エアロノバ風のカーボンハンドルバーを装着し、怪しげなカーボンサドルをつけた状態で、8.2kgとまあまあな仕上がりになった。しかし、剛性不足から、突然のフレーム割れが起きそうな気がして心理的に怖く、もう少しましなフレームをという事で、実はずいぶん前に新しいフレームをオーダー済みで、今日Eddy Merckxのムーラン69が届いたところだ。さすがにこちらはしっかりしている。そのレポートは後程として、Eddy MerckxのBBが届けば、BXTのパーツを引っぺがして移植してしまうので、今日はBXTで岩瀬まで行ってきた。風は微風だが、無風では無かった。しかし、妙にスピードの乗りが良く、軽く加速する感じだ。ホイールは1.85kgの重量級なので、ホイールが軽いわけではない。なんか不思議な感じなのだが、妙に気持ちが良く、心拍は高めキープで78㎞ほど走ってきた。その結果、アベレージがほぼ28km/hと、個人的には驚異的な値となった。リンリンロードは、結構交差点での停止が多く、一回停止するとアベレージがガタ落ちするので、なかなか高いアベレージが出ない。霞ケ浦では、ほぼノンストップなので、その気になれば巡航速度がアベレージに近くなるのだが、リンリンロードでは、30㎞/hの巡航ではアベレージを25km/hまでもっていくのが結構きつい。つまり、28km/hのアベレージを出すには、巡航速度は33km/h以上あたりをキープする必要がある。それが、今日はできたという事になる。もちろん疲れ果てたが、最後まで速度は落ちなかった。平均心拍数は130程度なので、これもかなり高い。気持ちよく走るレベルを超えている。脂肪を燃やす心拍数も超えているので、あまりメリットが無い。くたびれ損だ。不思議なのは、BXTだ。フレーム以外のパーツは、通勤に使っていたもので、ハンドルとサドルだけが新しい。しかし、こいつらの効果はかなりあり、特にハンドルバーの振動吸収性は特筆に値する。78km乗っても、手への負担はほとんど無かった。サドルもgoodだ。ほぼほぼカーボンサドルに、申し訳程度のクッションが付いたものだが、これが78km乗っても、まったく痛みが出ない。もちろん硬いが、痛くはない。レーパンのクッションとうまくやってくれる。まあ、張り付けてあるクッションがいずれ剥がれそうなので、耐久性は期待できないが、クッションがはがれても、それなりに行けそうに思う。
さて、ふにゃふにゃフレームのBXTだが、これが結構スピードは出る。というか、私の脚力では、これくらいふにゃふにゃの方が、乗り心地が良くて、楽なのかも知れない。Defyは、明らかに剛性が高く、重量も軽いが、なぜか疲れる。例の、剛性が高いと足に来るというやつなのかも知れない。一般的に言えば、Defyはそれほど剛性の高い方ではないのだろうが、私のような軟弱な足では、ずっと柔らかいBXTが合っているのかも知れない。
というわけで、思わずBXTが愛しくなったのだが、Eddy Merckxが届き、梱包を解いて仮組みすると、やっぱりこっちの方がずっとエレガントで、カッコイイ。台湾製との事だ。ホイールの当たるところにちゃんと金属製の補強も入っており、BB周りは一回り以上太く、剛性もありそうだ。何よりも、フレームが折れるという心配が少ないのが、精神的に良い。現物を確認したので、ようやくBB86をオーダーしたところで、来週末にはBXTをばらしてEddy Merckxを組むことになる。BXTの3万円のフレームが無駄になり結局高い授業料になったが、そのうちBXTも何らかの形で復活させたい。何しろ、相性が良さそうなので。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感