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本当にラテックスチューブにアドバンテージはあるのか? [日常]

ラテックスチューブが良いというコメントが多い。軽くて転がり抵抗が小さくて、乗り心地が良いという。薄い天然ゴムがタイヤに密着するのが良いらしい。軽いのはアドバンテージである。しかし、重さだけで比較すれば、ブチルゴムのチューブでも同等の軽いチューブがいくつもある。ただ、極薄のブチルは、耐パンク性が低いので、ラテックスの方が良いと言う。まあ、これはありそうだ。また、ブチルチューブは、タイヤと密着せず、摩擦が生じるので、転がり抵抗が大きくなるという。これもまことしやかだが、直感的にこの転がり抵抗の差が問題になるほど大きいとは思えない。やはり一番気になるのが、乗り心地だ。この点はラテックスチューブに大きくアドバンテージがあることを多くの人が同意する。これも本当だろう。
しかしだ。なぜラテックスでは乗り心地が良いのかという事を考えてみた。柔らかく剛性が低いラテックスチューブでは、チューブに由来する乗り心地の悪化が小さいという事だろうが、逆に言うと、ブチルチューブの乗り心地が悪いのは、ブチルチューブがタイヤの剛性に貢献しているためだとも言える。ブチルチューブ由来の剛性が付加されるというのなら、その付加的な剛性は付加的な空気圧と等価と考えることはできないだろうか。つまり、タイヤ全体の剛性を等しくするには、硬いチューブの場合は、柔らかいチューブの時よりも空気圧を下げるべきなのではないだろうか。要するに、ラテックスチューブの乗り心地と同じになる程度までブチルチューブでも空気圧を下げれば、タイヤの特性は同じなんじゃないの?という話だ。
調べれば、どこかにデータがあるのかも知れないが、さて、言い出した限りは自分でも試してみるしかあるまい。とりあえず、ラテックスチューブを何本か注文する事にした。実は先週、25㎜に変更したGP4000S2でお尻が超痛くなったことから、真面目に考えているわけだ。Xeliusに乗り続けるのは本当にしんどい。ヒルクライムでは調子いいんだが。
結果はラテックスチューブはすごかったで
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かくらん [日常]

子供のころ、日射病になるとそれは「かくらん」だいわれ、背中に大根おろしを塗られた。扇風機の風を当てると、燃えるように熱くなり、ヒリヒリするのだが、しばらくすると嘘のように楽になり、日射病の症状が無くなる。そうなってから大根おろしを塗っても、もうヒリヒリしないのだ。不思議だったが、効果てきめんだった。エアコンも無かったころの夏休みのことだ。
最近の熱中症対策では、水を飲め、エアコンを使えと言う。この放送に何とも歯切れの悪さを感じている。エアコンを持たない人は熱中症を避けられないのか?で、今回の台風である。千葉では断水と停電下に猛暑がやってきた。熱中症とみられる死者も出ているのに、相変わらずテレビでは水をとりましょうと言うのみだ。いやいや、重要なのは体を冷やすことでしょう。昔は大根おろしを塗って扇風機にあたるなど、その効果が真に有効かどうかは別にして、体を積極的に冷やす民間療法があった。今なら、ペットボトルのミネラルウォーターを霧吹きに入れて、体にかけましょうとか、いろいろやりようがあると思うのだが、そういった話はなかなか出てこない。

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